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木村拓哉が狙うジャニーズ“社長”の座。背後で操るは女帝静香、近藤&東山追い出しへ

俳優の木村拓哉(48)が主演した2夜連続のスペシャルドラマ『教場Ⅱ』(フジテレビ系)が今月3、4日に放送され、前編が13.5%、後編が13.2%と高視聴率を獲得したことがわかった。まだまだその健在ぶりをアピールした結果となったが、ここへきて木村拓哉の動きが活発化し、精力的に活動している。そこには、ジャニーズ事務所のトップの座を狙う、したたかな木村拓哉の「やっちゃえ」戦略があった。

キムタクが虎視眈々と狙うジャニーズトップの座

この年末年始は例年と比較にならないほど、キムタクの姿をテレビで目にした。もちろん、『教場Ⅱ』の番宣を兼ねたものが多かったが、理由はそれだけではない。

木村は現在、ジャニーズ事務所の所属タレントで実質ナンバー3。1987年に入所してから33年の月日をかけ、この地位まで上り詰めてきた。

昨年11月にジャニーズの長男と言われたマッチこと近藤真彦(56)が25歳年下の30代女性と不倫騒動を起こして失脚。無期限の活動自粛に追い込まれている。

事実上、東山紀之(54)に次ぐナンバー2となり、木村にもトップの座が見えてきた。

年齢では東山が6歳上、キャリアでも差があるものの、事務所への貢献度やカリスマ性でいえば、木村の方がはるかに上。タレントとしての商品価値で見ても、稼ぎ出す売上は木村の方が圧勝している。

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そんな木村が狙っているのは、ジャニーズ事務所“社長”のイス。

ジャニー喜多川氏が死去したことで、現在は姪に当たる藤島ジュリー景子氏が社長の座についているが、いずれは所属タレントの誰かに社長を引き継がせる方針だといわれている。

2019年9月に副社長に就任した滝沢秀明氏がその後継として有力視されているが、滝沢氏よりも先輩なジャニーズタレントたちが黙ってはいない。なぜなら、恐怖政治を敷く滝沢氏による年配者たちのリストラを恐れているからだ。

2016年にSMAPが解散した際には裏切り者のレッテルを貼られ、窮屈な立場に追いやられた木村。しかし、それを乗り越えたことで、チャンスが訪れてきた。まさに今こそ「やっちゃえ」作戦で進むべきであり、ジャニーズトップの座を手中に収めることも可能なのだ。

そんな木村を裏で操っているのは、妻の工藤静香(50)。ソロとなり、先行きが不安視されていた木村を再ブレイクさせたのも、静香の内助の功があったからと言われている。その敏腕プロデューサーぶりで、“ジャニーズ木村拓哉社長”誕生を虎視眈々と狙っているのだ。

キムタク社長誕生への布石①「プライベートを披露」

木村がインスタグラムを開設したのが昨年5月。それからわずか半年余りでフォロワー数は300万人を突破。1日1回のペースで画像をアップするなど、更新頻度がかなり高いだけでなく、家の中や愛犬との散歩、私服姿など木村のプライベートの様子が満載。これまででは考えられないようなサービスぶりだ。

5日には新しい髪型をインスタグラムで公開し、35万人がいいね!している。そんな木村に対して、芸能事情に詳しい週刊誌の記者は次のように語る。

「インスタグラムでのキムタクのブランディングをしているのは明らかに静香さんです。静香さんは長女のCocomiさん(19)、次女のKokiさん(17)にもさまざまなアドバイスをして成功に導いています。キムタクにも何気ない会話の中で好感度を上げるための助言をしていると言われています」(前出・芸能記者)

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木村拓哉といえばあまりにもスターすぎて、どうしても近寄りがたいというイメージがある。そんなキムタクでも愛犬を連れて散歩に行くし、プライベートでは着崩した格好をするなど、良い意味での庶民感を演出。

闇に包まれていた私生活を披露することで、これまでのイメージの払拭を狙ったのは、静香の入れ知恵によるところが大きいだろう。

キムタク社長誕生への布石②「後輩に優しくなった」

木村拓哉に訪れた変化は自身に対するものだけではない。数多くいるジャニーズの後輩たちへの接し方も変わってきたとささやかれている。

3日にスタートした相葉雅紀の新番組『VS魂』(フジテレビ系)に出演した木村は、ほぼ初対面というKing&Princeの平野紫耀(23)と共演。

ジャニーズでは「さん」づけで呼ぶ場合と「くん」づけで呼ぶ場合があるが、平野は25歳も年上の木村を「くん」づけで呼びたいと提案。そして、「キムタくん」と呼んだのだ。

これを受け、「ちょっ待てよ!」と言うかと思いきや、一瞬間があったものの木村は「あり!」と容認。受け入れる姿勢を見せた。

「ちょっと驚きましたね。相葉さんも焦ったのではないでしょうか。でも、一番ビックリしたのはキムタクが怒りもせず笑顔だったこと。キムタクといえば挨拶や態度など、後輩には厳しく接することで有名です。以前であれば、バラエティ番組とはいえ、年の離れた後輩からそんなことを言われたら許さなかったはず。あれだけ恐れられていたキムタクが丸くなったと評判です」(前出・芸能記者)

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最近では後輩ジャニーズとのエピソードトークも積極的にするようになった木村。これは明らかにジャニーズのタレントたちからのイメージを良くするための戦略だ。

尖っているだけでは人の上に立てない。ジャニーズのトップを目指すには、人望をより厚くすることが必要なのである。

キムタク社長誕生への布石③「SMAP解禁」

冒頭でも述べた通り、木村はドラマ『教場Ⅱ』の番宣とはいえ、年末年始のテレビに出まくった。多くの芸能人とも共演し、かつてのような自分の番組にしか出ないというスタンスを打破。

なかでも多くのファンを驚かせたのが、1日に放送された『さんタク』だ。

明石家さんま(65)と一緒に毎年出演しているレギュラー番組ではあるが、コロナ禍ということもあり今回はスタジオからの生放送。KAT-TUNの亀梨和也(34)、A.B.C-Zの河合郁人(33)と後輩2人を引き連れて参加した。

番組の最後で木村が生歌を披露するということになっていたが、視聴者投票によりSMAPの大ヒット曲『がんばりましょう』を歌うことに決定。

しかし、これはあり得ない話。SMAPの曲タイトルを番組で取り上げることすら、今までだったら許されなかった。“NGワード”と言っても過言ではない。

にもかかわらず、木村は生で『がんばりましょう』を披露。亀梨、河合と共に歌い上げたのだ。もしかしたら、木村の中でSMAPに関することを今年から少しずつ解禁していくという考えがあるのかもしれない。

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思い返してみれば、元SMAPの森且行(46)がオートレースの日本選手権(SG)で悲願の初優勝した時、木村は「それぞれの選んだ道で、それぞれがつかむもの。今後も健闘を祈ります」とエールを送ったが、どこか素っ気ないものだった。

だが、12月30日に草彅剛が結婚した際には、短いながら「めでたい!めでたい!めでたい!!」と祝福。森の時よりはだいぶ砕けたメッセージを送っていた。

グループ解散で一時減った露出を盛り返すかのような現在の活躍ぶり。そして、SMAPに関連する対応の変化。いつまでもSMAPを腫れ物のように扱っていては先へ進めない。

そうした心境の変化も、妻である工藤静香からの助言によるもので、“ジャニーズ木村拓哉社長”を将来的に見据えた布石であることは間違いない。

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image by: MAG2 NEWS編集部

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