●全員参加!「開かれた会議」にする!
そのために部長と私の定期打ち合わせはドアを開きっぱななしにしてだれでも気軽に覗く、話に参加するという風土ができていました。
あまり顔を見せない者には「いちど来いよー」と声をかけたり、また仕事上その場を離れられないスタッフ(多い)には、部長と私が各部門を訪問していろいろ話をする方法も取り入れていました。いわゆる「立ち話会議」です。これはアイルランドの「スーパークイン」で成果を上げている会議の方法で、とてもいい方法です。これにより、営業上のさまざまな問題点や、経営の課題などについて現場の意見を最優先で取り入れることができました。
会議は「諮る」ものではなく「やるぞ」の意思決定ステップでもありました。ですから若い子のアイデアもすぐ実行に移す仕組みができていたのです。
むろん会議でのテーマがすべて成功したわけではありません。むしろ失敗のほうが多かった。しかしその失敗がかならず次に生きるのです。なにもしない失敗より、何かにトライしての失敗。この繰り返しがかならず大きな「実」になります。
●まとめ
1)この会議はなんのためにするのかをはっきりさせること
2)会議での議題を「実行」できる仕組みをつくっておくこと
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