新学期が始まる前に済ませておきたいのが、前学年時に使用した学用品の片付け。しかしいざ処分するとなると、その判断基準に迷ってしまうことも少なくありません。どこで「線引き」をすればいいのでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、どのような基準で手元に残しておく教科書や副教材を決めるべきかを考察。さらに自身の経験から、「残しておいてよかった学用品」を紹介しています。
前の学年の教科書類
さて、本日はいつ片付けたらいいのか分かりにくいヤツのお話。
変則的とはいえ、4月には
- 新学期
が始まりますね。新しい教科書、新しい友達、新しい教室にワクワクしていたのがちょっと前のことのようです。ちょっとって、この場合ン十年前ね( ̄∇ ̄)
新学期が始まると、学用品がたくさん増えてしまいますね。で、前の学年のものをなんとか片付けなくちゃならなくなるんですよ。
ただ、学用品は処分しにくいんですよね(*゚∀゚*) なので、なにか自分で基準を設けてそれに従って処分していくようにしましょう。でないと、ほとんど全部残すことになってしまいますから。
この基準ですが、おおざっぱに言って
- 科目ごとに決める
- アイテムごとに決める
かのいずれかになると思います。
科目ごとって、たとえば
- 苦手科目は、とっておく
- 受験科目は、とっておく
とか、こういうヤツですね。
アイテムごとっていうのは
- 教科書は、とっておく
- プリントや小テスト類は、捨てる
- 問題集は解答ともに、とっておく
などです。
あ、もちろんこのふたつの基準を組み合わせて、たとえば
- 「受験科目」の「教科書」はとっておく
にしてもOKです。これだと「受験科目」以外の科目は「教科書」も処分することになりますね。
基本的には、これから先の1年に使いそうなものを選ぶ作業です。だから、
- 残すもの<処分するもの
になるよう基準を考えるんですよ。
ま、甥っ子くんがいたころを思い返してみても、なかなか前の学年のものまで参照しません。特に
- プリント類などバラバラの紙ベースのもの
は、早々にゴミ認定して捨てさせました(*゚∀゚*)ちゃんとファイルしていないので、検索性がなく必要な時に取り出せないんですよ。そのくせかさばるし。
残しておいてよかったのは
- 苦手科目の
- ドリルや問題集(解答つき)
ですね。答え合わせまでやってあるので、どこで間違ったのかすぐに思い出せるんです。
得意科目については、過去の学年のものを取っておく必要はないんじゃないかと思います。だって、得意なんだから前の学年のレベルはクリアしているはずだもんね。
新学期直前のこの時期。前の学年の学用品もそれなりに片付けておきましょう。スッキリ新学期が始まりますよ。
image by: Shutterstock.com