百歩譲って、このシステムを使うにしても、自治体の予約が重ならないように負荷分散をすれば、少しはマシだったと思います。
- 自治体毎に日時の分散を
特に人口の多い首都圏の自治体は、予約開始の日時が被らないように分散すればよかったのではないでしょうか。稲城市の26日のように。これは厚労省が指導すればできたはず - 同じ自治体でも、予約枠を二分する
券種番号末尾が奇数の人、偶数の人で、あらかじめ予約枠を二分して、別の日時で受注するようにすれば、負荷は半分になったはずです。これも運用面でなんとかなりそう
残念だなあ、コストをかけずにできる改善案なのに。
と言った改善案も行われることなく、おそらく、今度は自分自身のワクチン接種予約で、もう一度悪夢を見ることでしょう。と思っていたら、当メルマガ読者も多いであろう横浜市で1時間後にダウンしたそうですね。
そこで、個人でできる傾向と対策は
- 開始直後はアクセスが集中するのでやめる
- 4時間ぐらい経過してからアクセス開始
- 場所は人気がなさそうなところを選ぶ
- 日時は、〇がついている直近日ではなく先を選ぶ
- ダウンしてもそんなもんさと怒らない
ことぐらいでしょうか?
私のようにシャカリキになった人ほどバカを見る仕組みですのでご注意を。
後日、母に聴くと、ご近所の老人会仲間もひどい目にあっているらしいです。子供たちにも手伝ってもらいながら、ご近所の病院は既にいっぱいで選べず、どこか遠くの会場になってしまった人が多いらしいのです。
まさに、ジャパニーズ・ワクチン・ラプソディ。
iU教員仲間の佐藤紀行さんによれば、最初から、このためだけのシステムなど作らず、チケットぴあやEチケットのシステムを使わせてもらえば良かったとのこと。実際にその案を採用している自治体もあるようです。かしこいなあ。
マスメディアも、毎日、感染者の数だけ報道していないで、この目に見えない悲喜劇と、その対応策をきちんと取材してほしいですね。
やれやれ。大丈夫かニッポン!?
読者のみなさんのワクチン接種予約が、どうかうまくいきますように!!
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