人生が“ギャンブル状態”でも麻雀・競馬はセコかった父の小心者伝説

shutterstock_1508456792
 

毎回想像を遥かに超えたお父様のヤンチャな逸話を紹介してくださる、メルマガ『ファンキー過ぎる家族がいてもマジメに生きてる娘の話』著者のミーミーさん。そんなミーミーさんは今回、これまでの「豪快伝説」とはまったく逆、お父様の「お堅い一面」を表すエピソードを披露しています。人生そのものがギャンブル的である彼の賭け事への向き合い方は、まったくもって意外なものでした。

ファンキーすぎる父親のぶっ飛びエピソード満載なミーミーさんの新創刊メルマガ詳細・ご登録はコチラ

 

【関連】【実録】借金取りに追われた父が親戚宅の押し入れや地下室から出てきた話
【関連】タクシー運転手が私に「遊び人」と噂した男を父とは言えなかった話

父の「笑った!困った!驚いた!」エピソード:ギャンブルはお堅く

先週は電話番号案内104に電話をして世間話をしていた困ったちゃんな父の話を書きました。

こういうことばかり書いていると父には「豪快」なイメージがおありかもしれませんが、ものすごく小さい部分を持った男でもありました。

今週はそんな父のエピソードを書きたいと思います。

父の人生はギャンブルのようでしたが、本当のギャンブル(麻雀や競馬)をする時はそれはそれは「お堅い男」でした。

私は大学生の時に麻雀を覚えました。最初は本とゲームでルールを覚えたので、卓を囲みたくてしかたなく、父を含めた知り合いのおじさまたちと「初めての麻雀大会」を家で開催してもらったことを覚えています。

私は「初めての麻雀」に大興奮。

高い役であがりたい!と一生懸命でした。

おじさまたちは私を温かく見守ってくれており、私が狙っている役も揃えたい牌も多分わかっている上であれこれ教えてくれながら気長に待ってくれました。

そんな中、今日が麻雀デビューの娘よりも勝ちたい男がいました。

父です。

私が一生懸命に高い役であがろうとしている中でも、横からやっすい役であがろうとするのです。ヘタしたらリーチだけであがろうとしてくる。

おじさまたちが「いやいやいや、そこはミーちゃんが揃うのを待ってあげてくださいよ」と忠告しても、父は知らん顔。

ビックリしましたよね、娘に意地でも勝とうとする父。しかもその手は安い。役満でガツーンと勝ってくれるならわかります。「パパ格好いい!!すごい!!」となります。

しかし、実生活のギャンブルぶりとまったく違う堅実ぶりで安い役であがりまくります。

もう父と麻雀をするのは嫌だと思い、それ以来やってません。

ファンキーすぎる父親のぶっ飛びエピソード満載なミーミーさんの新創刊メルマガ詳細・ご登録はコチラ

 

print
いま読まれてます

  • 人生が“ギャンブル状態”でも麻雀・競馬はセコかった父の小心者伝説
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け