もうたくさんだ!胸に議員バッジを付ける身なら、それに恥じぬように堂々と国会に臨むべきだ。やり方なら如何様にもなる。リモートが無理なら、傍聴席をフル活用するとか、モニターを使って一院を二院の議場に分散して議論するとか、少し考えただけでも一つ二つのアイデアならすぐに出る。
《有事に国会が何もせず、万事政府の為すがままなら、もうそれは戦中の大政翼賛会と変わらないではないか》
それにしても、これほど頑なに「特措法」をいじろうとしないのはどういう訳か。おそらく、いくらかでもいじろうとすれば補償問題に触れない訳にいかないからであろう。本来国民を守るための法が、国民を守るための取り決めが明文化されるのがいやだから改正されない。本と末が完全に転倒している。
《「お願いベース」とよく言われているけれども、口を開けば「お願い」ばかりの政治家など惨めで見るに堪えない》
我々はバカにされているのか。あるいはバカだと思われているのか。あまりにいい加減な施策ばかりだと終には統制の利かない状態にもなりかねない。こういうことへの反応はエネルギーのある若者の方が敏感である。事実、若者たちは最近少々無謀(やけくそ)気味にも思える。「どうせ…」と考えれば、若者でなくとも自制のタガは緩むものである。ここは範を垂れなければならない。戦っている姿を見せなければならない。「それでも、やっぱり…」と思わせなければならない。
《実際、県境を越えて日本中から人が集まるような各種大イベントがオリンピックに倣う格好で強行(=凶行)され大きな問題になっているではないか!》
国会議員はすぐにも臨戦態勢に入るべきである。国民の代表たる姿を我々に立法の場で見せる必要があるのである。このままでは、本当にこのままでは、ただの臆病者の税金泥棒でしかないではないか。
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