本田宗一郎さんは、こんな風に言います。
私の哲学は技術そのものより、思想が大切だというところにあります。思想を具現化するために手段として技術があり、また、よき技術のないところからは、よき思想も生まれえない。人間の幸福を技術によって具現化するという技術者の使命が私の哲学であり、誇りである。
藤澤武夫さんは、こんな風に言っています。
企業というものはリズミカルであり、美的でなければならないとつねづね思っている。企業に芸術がなければ、それは企業にならない。というのは、みんなの心に訴えるものは、新しい詩であり、音楽であり、絵であり、芸術的なものである。企業の中に、それがなければ、人は無味乾燥になってしまう。だから、そのリズミカルなもの、あるいは美しさといったことで、人の心を感動させるののが、ちょくちょくなければいけないと思ってますね。
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