AI時代でも生き残れ。今すぐにでも学べき「専門的能力」の身につけ方

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先日掲載の「もう会社には頼らない。AI時代を生き残るために必要な『3つの能力』」では、AIに職を奪われないために身につけるべき「経営していく能力」の磨き方をレクチャーしてくださった、6つの仕事を掛け持ちする時間管理の専門家であり、建設会社の役員も務める石川和男さん。今回石川さんはメルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』で、経営能力と同じく「専門的能力」が重要である理由を解説するとともに、その習得方法を記しています。オンリーワンの人材になるためには「掛け合わせ」が肝要となってくるようです。

【関連】もう会社には頼らない。AI時代を生き残るために必要な「3つの能力」

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オンリーワンのプロフェッショナルになってAI時代を生き残る方法 専門的能力編

前回のメルマガでは、今まで優秀だと言われてきた高学歴の人や、指示待ちの依存的な働き方をするビジネスパーソンは淘汰される運命にあるとお伝えしました。AI時代を生き残るための3つの能力。前回は、「経営していく能力」について、お話ししました。

もう会社には頼らない。AI時代を生き残るために必要な「3つの能力」

今回は、2つ目の能力である「専門的能力」をお伝えします。

なぜ、専門的能力が必要なのか

AIの本格的導入により、私は、小規模経営者やフリーランス、個人事業者が増えると予想しています。

今後は一人、または少人数での起業・開業が増え、仕事はアウトソーシングし合う。会社はスモール化し、経営者(リーダー)の下に専門的能力またはクリエイティブ能力のある右腕がいる組織になる。もしくは、自分のアイデアで仕事を創り、経理や税金、そのほかの仕事は、専門家に任せる社会になると予想します。

例えば、ユーチューバーとして広告費で生計を立てている人がいたら、その人の周りで、動画撮影、編集、配信、脚本、演出、撮影場所を貸すレンタルルーム会社、ホームページ作成、税務申告、会計、社会保険、許可関係……。それぞれの分野の専門的能力の高い人たちが分担して仕事をしていく。そんなイメージです。

得意で好きなことをやり、その能力を伸ばして生業とする。苦手なことは誰かに頼む。お金を払って依頼する。単純作業や面倒なことはAIに任せる。お互いが専門的能力で補完し合う。みんなで1つの目標に向かっていく時代となるでしょう。

そんなスモールビジネスが増えていくなかで、あなたはすぐに好きな会社に転職できるスキルやそのまま会社に残って欲しいと思われるスキルはお持ちですか?また、今の時代に勝ち残れる方法で副業や独立はできますか?

何が起こるかわからないからこそ、今のうちに「あなたに仕事をお願いしたい」と言われる「専門的能力」を身につけておくことが必要です。

周りに差をつけたいなら勉強あるのみ

ここでいう勉強は、国語・算数・理科・社会などの子どもの勉強ではありません。「あなたが、現在、あるいは将来に向かって、必要としていくことを自ら学ぶこと」です。

「会社で総務部に在籍しているけれど、転職したい。そのために、社会保険労務士、キャリアコンサルタントの資格を取りたい。だから勉強をしたい」など、スキルを上げることや将来に活かす資格を取得するために勉強をします。

勉強と聞いて嫌だなと思いましたか?

私は、ずっと勉強が苦手でした。しかし、将来何を行うかを探すための子どもの勉強とは違い、大人の勉強はゴール(目標)が決まっています。そのゴールに向かって突き進む勉強は楽しいものです。

勉強することにより、自分の理想に向かって進むことができ、周りのビジネスパーソンから一歩抜きん出た存在となります。すると、さらに勉強も仕事も楽しくなり、充実した生活を送ることができます。

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