編集後記
私はよく小学校などを周る「キャリア教育」に参加しています。その関係で、小学校などの教室に「探偵」として、どんな仕事か?などを中心に話に行きます。
また、学校の先生たちがいじめ問題について私に問い合わせてくることもありますし、私自身も教育実習に行き、教職を取ったということもありますので現役の教員は友人として多くいます。
ただし、いじめ問題では主に被害者側についていますし、隠ぺい事案を暴いたりするので、どうしても学校の敵に見られがちですが、その実、教育界には友人も多くいるのです。
そうしたところからみていると、特に公立校の教員は、安定こそしているけども、安く定まっているというのが実際のところではないかと思うのです。夏休みなどの大型休暇も、実際は学校がやっていないだけで、出勤はしているし、部活顧問の友人は、家族旅行すら行けません。
それでも、彼らは自分の生徒が良い学生生活を送ってくれればという思いで、必死です。もちろん、やりがいはすごくあるでしょうが、やりがいだけでは人はこの消費社会で生きてはいけません。
「教師のバトン」プロジェクトを聞いた時、多分早々に大炎上するだろうと思いました。
キラキラコメントを期待したかもしれませんが、まず無いでしょっと思ったわけです。
頑張っている先生にはぜひとも良い環境で頑張ってもらいたいものです。
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