これから先の時代は私たちの人生において”マルチステージ”化が進むと言われているそうです。今回のメルマガ『子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育』の著者で家庭教育アドバイザーの柳川由紀さんは、100年時代を迎えた今から先の人生のプランについて詳しくお話ししています。
子育てのことならなんでも相談できる柳川由紀さんのメルマガ詳細・ご登録はこちらから
100年時代の世界はどう変わる?
1.3ステージからマルチステージへ
これまで私たちの人生は「3つのステージ」で成り立っていました。
教育 →仕事 →引退 です。
しかし、100年時代を迎えた今からは、「マルチステージ」化していくと言われています。
マルチステージとは、転職でステージを変えたり、副業や複業でステージを増やしたり、或いはボランティア活動をするなど、意識的に複数のキャリアを持つ生き方です。
ピータードラッガーが1999年の著書(※1)で唱えた「パラレルキャリア」と似ています。
パラレルキャリアは、本業を持ちながら、第二のキャリアを形成することです。
つまり、本業を軸にしています。
一方、マルチステージは、本業を軸にするとは限りません。
教育 →仕事 →引退という単純な区割りをなくし、本業を含めて見直し、与えられた仕事をこなすだけの受動的な人生ではなく、引退も含めて教育と仕事が絡み合うマルチステージの人生プランがこれからは必要になっていくのです。
2.100年時代に必要なもの
人生100年時代に人は、今まで以上に自分の持つスキルの見直しを迫られます。
一つのスキルや一般的なスキルを身につけているだけでは、100年人生の様々な状況に対応できないからです。
年齢によって変わる状況に応じて、新しいことを学び、新しいスキルを身につけていく必要が出てきます。
そして一番大切なものは、「個人の資質」だと言います。これは、イギリスの心理学者リンダグラッドン博士が著書「ライフシフト」で述べています。自分の軸を持ち、自分らしく生きる力を持つことが必要と言うことです。
子育てのことならなんでも相談できる柳川由紀さんのメルマガ詳細・ご登録はこちらから