1回だけなら騙してでも呼べるが…
また冒頭のエピソードに戻りますが、僕はまんまとその知り合いに騙されました。その後、その知り合いの言葉は一切信用しなくなりました。
…繰り返しますが、低俗な事例ですみません ^^;
ツボをつけば人は動きますが、それが嘘だと分かった途端、もう関係は完全に断たれます。相手のツボが分かれば、口説くのは簡単。
しかし同時に、相手もバカではありません。ツボをつく表現に対し、「ほんとに??」と疑いの目を向ける人も現れます。
だから、人を集めたい時は、自分が話すことの正当性もまた伝えなきゃいけません。
先ほどの、役者を集める例を続けると、
・いつくらいに完成予定か
→制作工程を詳しく書くことで、確かにそのくらいに完成しそうだと感じてもらう
・完成後、どのくらい上映するのか
→上映計画も具体的に書くことで、本当にちゃんとやってくれそうと感じてもらう
・映画祭にはいくつ応募するのか
→具体的に応募を考えている映画祭を羅列する。映画祭の募集スケジュールや応募要項なんていくらでも調べられます
もし、「人が集まらない」と感じていたら、一度、募集の表現を見直してみるといいでしょう。
とは言え、募集というのはやはり難しい側面もあります。人が集まったとして、その人と会ってみると目的が合致しない、ということもよく起こります。何度か経験を積みながら、募集の精度も上げていく必要があるんですね。
レッツトライ!
<今回の教訓>
仲間集めもスキル。だから練習が必要です。
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