人を集めるにはコツがある。仲間を増やすために必要な“募集要項”とは

 

1回だけなら騙してでも呼べるが…

また冒頭のエピソードに戻りますが、僕はまんまとその知り合いに騙されました。その後、その知り合いの言葉は一切信用しなくなりました。

…繰り返しますが、低俗な事例ですみません ^^;

ツボをつけば人は動きますが、それが嘘だと分かった途端、もう関係は完全に断たれます。相手のツボが分かれば、口説くのは簡単。

しかし同時に、相手もバカではありません。ツボをつく表現に対し、「ほんとに??」と疑いの目を向ける人も現れます。

だから、人を集めたい時は、自分が話すことの正当性もまた伝えなきゃいけません。

先ほどの、役者を集める例を続けると、

・いつくらいに完成予定か
→制作工程を詳しく書くことで、確かにそのくらいに完成しそうだと感じてもらう

・完成後、どのくらい上映するのか
→上映計画も具体的に書くことで、本当にちゃんとやってくれそうと感じてもらう

・映画祭にはいくつ応募するのか
→具体的に応募を考えている映画祭を羅列する。映画祭の募集スケジュールや応募要項なんていくらでも調べられます

もし、「人が集まらない」と感じていたら、一度、募集の表現を見直してみるといいでしょう。

とは言え、募集というのはやはり難しい側面もあります。人が集まったとして、その人と会ってみると目的が合致しない、ということもよく起こります。何度か経験を積みながら、募集の精度も上げていく必要があるんですね。

レッツトライ!

<今回の教訓>

仲間集めもスキル。だから練習が必要です。

image by: Shutterstock.com

『映画が作れるようになるメールマガジン』

『映画が作れるようになるメールマガジン』

この著者の記事一覧はこちらから

知識・仲間・機材ゼロから「映画工房カルフのように」を作った”工房の主人”が、14年の自主映画体験を元に「絵コンテを使って日常的に映画を作る方法」をお届けする、超初心者のための映画の作り方メールマガジンです。セミナーやワークショップも行っています。

  •  この著者の最新記事をメールでお届け

  • 規約に同意して

print
いま読まれてます

  • 人を集めるにはコツがある。仲間を増やすために必要な“募集要項”とは
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け