“強い武器でスライムばかり倒している人”が天才に届かない当然の理由とは

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やらなければいけないことを後回しにしてしまう…なんとも耳が痛い話ですが、多くの人が当てはまるのではないでしょうか?そこで今回は現役精神科医のゆうきゆう先生が天才と呼ばれる人たちの時間の過ごし方を解説。自身のメルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』の中で、ゲームに例えたわかりやすい話でそのコツを紹介しています。

天才の時間の過ごし方、できない人の時間の過ごし方

こんにちは、ゆうきゆうです。

みなさん元気でお過ごしでしょうか。

さて、みなさんは「時間」というものの大切さをご存知でしょうか?

「時間なんて大切に決まってるじゃん!今のこの一分一秒を大切に、とかいう話でしょ?」と思われる方も多いかもしれませんが、今回は、それとは少し違ったお話をしましょう。

3つの武器と3つのモンスター

今、あなたはゲームの世界にいます。

まず、手元にAとBとCの3つの武器があったとします。

Aが一番強い武器で、Bは真ん中、Cは一番弱い武器だとしましょう。

そして目の前にモンスターが3体。弱そうなスライム系、ちょっとだけ強そうな牛の姿をしたモンスターと一番強いドラゴンがいたとしましょう。

武器は強い順に3つ、モンスターも強い順に3種類います。このとき、それぞれのモンスターに対して1個の武器しか使えないとするならば、ドラゴンをどの武器で倒しますか?

いかがでしょうか。

当然ドラゴンに対しては一番強い武器で戦うのではないでしょうか。

誰もが当然、このような選択をすると思います。

ところが現実では、この選択をできないことが多いのです。

例えば1日の中で、一番やらなければならないミッションがあったとしたら、多くの人がそのミッションを後回しにしてしまうと思います。なぜなら面倒くさいからです。

まずはサクサクと軽いこと・やりやすいことから手をつけていき、一番大切なミッションをやらないまま時間が過ぎてしまい、そして夕方になって、「あぁ~ドラゴン残ってた…でもダルいし、また明日にしよう!」と先延ばしにしていくことが多いのではないでしょうか?

しかしこれはゲームで例えるなら、一番強い武器を一番弱いスライムに使って過ごしているようなもの。一番良い武器を一番強い敵に当てなければ、いつまでたってもゲームをクリアできません。

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