超過死亡6万人の死因はというと、一番多いのが新型コロナで1万2,000人。次が「老衰」で約1万1,000人。その次が心疾患で約7,000人となっています。日本人の死因1位である癌は、あまり増えていません。
老衰というのは、特に重い病気だったわけではない高齢者が急に死亡したときに「死因」とされるものです。高齢者がよくわからない原因で、急に心臓が止まり死亡した場合も、「老衰」とされることが多いようです。
日経新聞の記事では、ワクチンの影響などとはまったく触れられることなく、「新型コロナによる医療ひっ迫が原因ではないか」と結論づけています。
が、医療ひっ迫によって死者が増えたというのであれば、癌の死亡者が多くなるはずです。日本人の「死因」で一番多いのは癌ですし、癌は検査や治療が必要な病気ですから、医療がひっ迫したときにもっとも影響を受けるのは、癌なはずです。
しかし、癌による死亡はあまり増えておらず、老衰、心疾患が急激に増えているのです。老衰は医療の力で防げる死因ではありませんので、老衰が増えたのは医療ひっ迫が原因ということでは絶対ないはずです。だから、日経新聞の言う「医療のひっ迫が超過死亡の主要因」という説は、明らかにおかしいのです。
老衰も心疾患も「急死」するケースが多いです。つまりは、今年の日本人は「急死する人」が異常に増えているといえるのです。
コロナのワクチンは、心筋炎を引き起こす可能性も指摘されており、実際にスポーツ選手が心筋炎で死亡するケースなどが世界的に増えています。FIFAの公表データでは、今年の現役のサッカー選手の死亡は、例年の5倍になっています。日本でも、中日ドラゴンズの木下投手が、ワクチン接種後に心筋炎によって亡くなっています。現役のプロ野球選手が急死するなどということは数年に一度しかないレアなケースです。
そういう事実を冷静に見れば、超過死亡はワクチンの影響があるのではないか、ということは、ごくごく普通に考えつくはずです。もちろん断定はできませんが、可能性は検討されなければならないはずです。にもかかわらず、日経新聞も朝日新聞も、ワクチンのワの字も出していないのです。
現在、ワクチンについては喧々諤々の議論さえ許されないのです。ワクチンについてはネガティブな情報は一切口にしてはならないのです。
これって異常な状態と思いませんか?