副業も独立も意のままに。全ての働く人が身につけるべきメソッドとは

 

つまり、上司だったりクライアントから言われたことっていうのを、「こういうことをやってほしいんだけど」って行動で命令されることだったりとか、「こういう課題考えてるんだけどさ」っていう風に言われたとしても、それは他人から言われたものですよね。

でも本当は、この課題の裏側にある状況っていうのを、自分なりに分析して、他に課題などが見つかれば、その課題があることを上司やクライアントに提案することで、「おっ」となるわけですよね。

それは発注する側からすると、こいつはやっぱり、自分なりに場を考えて、自分でできる課題っていうものを再定義できるんだなっていうふうになる。そうすると、他の人ではできない仕事というものが、生まれてくるし、何よりも、自分で状況を分析して、課題を設定すると自分事になるんですね。

モチベーションが湧くか湧かないかっていうのは、二つだけなんすよ。それは何かって、自分で課題を発見したか、自分で課題に対する解決の方法というものを設定したかって、

要は他人から、やらされる課題をやらされる行動でやると、もう完全に他の人に言われたことになっちゃうから、モチベーションが湧かないんですけど、自分で状況の中から課題を設定し、課題の中から行動を設定すると、この二つがあれば、モチベーションが湧き続けるんですよね。

何よりも、そうやって動いていると、あの人は常に自分で状況を分析し、自分なりに課題を設定し、行動を設定する人だし、その行動が失敗だとしても、ちゃんと結果を振り返って、もう一度検証をするから、あらゆることから学んで、次に繋げる人だ。っていう風に評価されると、だんだん〇〇部の社員さんではなく、何者かになるってことなんですよね。

だから、このSTARっていうのは、本当に大事な究極の質問で、自分が何かを人から頼まれたときに、常に行動で頼まれたり、課題で頼まれても、状況まで戻って、本当にこの問題っていうものは、どこから立ち上がってて、何を解決すべきなんだろう。だとしたら、解決すべきこの状況の中で、一番の課題は何なんだろう。じゃあそれに対して、行動は何が一番いいんだろう。そこから振り返って、きちんと学んでいくってこと。

っていう、Situiation・Task・Action・Resultっていう、STARをものすごく意識するっていうことが大事で、それは『シン・サラリーマン』の中で話している、必ずしも、独立をするための、副業のためのサラリーマンとしての基礎体力としても大事なことだし、このSTARを身につけておけば、副業であれ、独立であれ、自分としての答えというものを、出し続けるということになるので、これをぜひ意識してほしいんですよね。

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