プーチンはロシア国民も殺す。地獄の制裁で経済成長率マイナス20%の衝撃

 

ウクライナ軍健闘の理由

なぜ、ウクライナ軍は強いのでしょうか?

世界を驚かせているウクライナ軍の強さには、いくつかの理由があります。

1.士気の高さ

ウクライナ軍には、「侵略して自国民を殺しまくっているロシア軍を追い出す」という正義があります。彼らにとってこれは、「聖戦」ともいえる。

一方、ロシア軍は、意味もわからず他国を侵略し、自分の親戚と同じ言葉を話す、同じ顔をした人たちを殺さなければならない。まともな人間だったら、士気が低くて当然です。

2.欧米からの武器のサポート

欧米は、ゼレンスキーが求める「飛行禁止区域の設定」や「戦闘機の供与」を拒否しています。それをやると、プーチンは「NATOが参戦した」とみなし、第3次世界大戦になってしまう。

そうなるとロシア軍に勝ち目はなく、プーチンは「核の使用」を決断するかもしれない。人類滅亡につながりかねない。

だからゼレンスキーやウクライナ国民がかわいそうでも、要求に応じることができない。

しかし、そのかわり欧米は、惜しみない援助をつづけています。その中で、三つの武器が、ウクライナ軍を強くしています。

一つ目は、携帯式対戦車ミサイル「ジャベリン」。これは、重さが20キロほど。これがあれば、歩兵が戦車を破壊することができる。ウクライナ軍は、すでにロシア軍の戦車200台を破壊したそうです。

二つ目は、携帯式防空ミサイル「スティンガー」。ウクライナ軍は、これでヘリや、低空飛行中の戦闘機を撃墜することができる。ロシアは、いまだに制空権をとれていません。

三つめは、ドローン。「戦争の形態を変える」といわれる兵器。2020年9月に起こったアゼルバイジャン・アルメニア戦争。アゼルバイジャン軍のトルコ製ドローンが、アルメニア軍戦車部隊に壊滅的打撃を与えたといわれています。そのトルコ製ドローンやアメリカ製ドローンをウクライナ軍が使っている。

3.アメリカ、イギリスからの情報サポート

ウクライナは米英の諜報機関と密接な関係を保っているようです。米英の諜報機関から、ロシア軍の位置情報をもらっている。だから、奇襲をかけて、大きな打撃を与えることができる。

こんな感じなので、開戦1カ月たっても、首都キエフを陥落させることができないでいる。「ロシア軍劣勢」というのは、本当みたいです。

ロシアの国営テレビでも、そのことを認めるコメントがでてきました。ある専門家は、「われわれはウクライナに勝てないのか。ゼレンスキーに勝てないのか。であるなら、NATOやアメリカに勝てるはずがない。ウクライナに負ければ、国家としてのロシアは終わる!」とコメントしていました。ロシア側の支配層にも悲壮感が漂っています。

そして、ロシアの「ショイグ国防相が消えた!」というのが話題になっています。2週間姿を現していない。先日テレビにちょろっと顔を出しましたが、「あれは過去の映像だ」といわれています。ショイグ国防相は、すでに「粛清」されたのでしょうか?

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