一流企業というだけで満足か?待遇や名前で左右されない魅力ある企業とは

 

とはいったところで、これだけでは解決されないことも分かります。

そこでポイントとなるのが「目標設定」と「目標達成」です。

優しすぎず、難しすぎない実現可能な目標を設定して、上司(あるいは経営者)とコミットメントすることです。上司(あるいは経営者)はこの目標に対してサポートすることです。さらに目標が達成されたらそのことを他の人材にも知らせ
みんなで祝う(認知と理解)そして次の新たな目標を設定し、またコミットメントする。このようなサイクルを仕組みとして持つことです。

そのためには、仕事に対して新たなチャレンジを持って取り組める環境を整備し構築していくことになります。その中で必ず、職場環境も改善しなければならない部分が見えてきたり、条件面(評価方法や基準)の見直しや改善が見えてきます。

それを1つ1つやっていくことで、勤務先として魅力ある会社へと昇華していくことができます。

一朝一夕で行かないことかも知れませんが、「仕事への取り組みと評価・環境」これら両輪をバランスよく廻していくことが働く社員、経営者にとって魅力ある会社作りになっていくのです。

最後にもう一度お尋ねします。

御社は、勤務先として魅力のある会社となっていますか?

そう思えない場合、勤める社員が魅力を感じていないのに、どうしてお客さんに魅力を感じてもらえるでしょうか?

ぜひこのことを頭の隅において、魅力ある会社作りに取り組んでください。

■今日のまとめ

「勤務先として魅力ある会社にしよう」

<社員>

・入社した動機を書き出す
・動機に対して自分のパフォーマンスを振り返る
・振り返った結果、待遇や環境とのバランスが取れているか?確認する

<経営者>

・社員が勤務先として魅力を感じているか?を知るために無記名アンケートを実施する
・アンケートをまとめ、改善点に優先順位をつけ、1つ1つ改善する。

<全員>

・勤め先として魅力ある会社とは?についてディスカッションする

image by: Shutterstock.com

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【著者】 中久保 浩平 【発行周期】 毎週:火・木午前8:00発行※祝日の場合は翌日

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