「高級食パン」はもうオワコン?ブーム業態で生き残る正しい戦い方

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一時期、大人気だった食パン専門店ですが、今年に入ってからネガティブな話題が多くなっています。そんな食パン専門店にフォーカスしながら、ブーム業態について語るのは、船井総合研究所でかつて史上最年少にてフード部のマネージャー職を努め、現在は京都にて外食・中食業態を複数経営する堀部太一さん。多くの企業のサポートもする堀部さんは今回のメルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』で、どんな業種・業態でも参考になる「ライフサイクル」を軸にした考え方でブーム業態の生き残り方を分析しています。

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食パン専門店は本当にもうオワコンなのか?

数年前はもてはやされた食パン専門店。しかし今年に入りネガティブな意見が目につくようになりました。この辺りが代表的なものでしょうか。

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本当に食パン専門店は駄目になったのか?普段ご支援先で話している内容や、ご支援先の取り組み含めてまとめて見ました。食パン専門店に限らず、今後も繰り返されるブーム業態に対する参考になればと思います。

■ライフサイクルで考えよう!

どんな業種・業態においても必ず、「ライフサイクル」というものが存在します。大雑把に分けると4つのフェーズですね。

・導入期
・成長期
・成熟期
・安定期

それぞれのフェーズで戦い方は大きく変わります。まずはそれぞれを解説していきます。

■導入期の戦い方

・新しい事業が始まったとき
・新しい産業が始まったとき

本当に売上を作るのって大変ですよね。売上が上がったとき、現金が入ったとき。その時の喜びって格別です。

そもそも「新しい」という事は「認知がない」という事。認知がないにも関わらずガツガツ販促をすれば…それはやっぱりコケますよね。ここで無駄なコストをかけてしまう企業が多いです。

「認知がない」ということは、ここでの戦い方は「PR活動」です。

・第三者に紹介してもらう
・権威に紹介してもらう

今はインフルエンサーマーケティングが当たり前になったことでここのハードルがぐっと下がったのは有難い限りです。

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