「高級食パン」はもうオワコン?ブーム業態で生き残る正しい戦い方

 

■市場規模で考えよう!

ライフサイクルとは違った視点で見るならば、その業態の「市場規模」です。

売上=MS×商圏人口×シェア(MS:1人辺りの市場規模額)

当たり前ですが「MS」が大きい事業の方が郊外や地方でも成り立ちやすいです。同時に個人店が成り立ちやすいのも一つですよね。

焼肉・居酒屋・ファミレスなどなど。業種分類されている事業はやっぱり大きいです。だからこそ、立地でも業態でもニッチ一番が成り立ちやすくなります。

ちなみに「パン市場」はもちろん巨大です。

国内パン市場規模:1兆5,262億円(矢野経済研究所)

では「食パン専門店市場」はどうか?

食パン専門店(小売ベース)市場規模:255億円(富士経済)

確かに数年前と比較すると大きな伸びです。しかし。市場規模自体は物凄く小さいのがわかると思います。

MS=212.5円=255億円÷1.2億人(人口)

これで月商500万円売ろうと思うと、30万人都市くらいでないと厳しい。このように試算される状況になります。つまり、この辺りからブームだったのがわかります。

(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2022年4月11日号より一部抜粋。この続きはご登録の上お楽しみください、初月無料です)

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関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

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