記者の言葉は大変慎重なものでしたが、これは明らかに奇襲…いや、襲撃計画と言い換えてもいい大胆な行動で、私は思わず耳を疑ってしまいました。
「チケットを買ってお客様として正面から入れば、海老蔵だって“帰れ”とは言えないでしょう。例えばそれで、たくさんの御贔屓筋の前で海老蔵に不義理について問い質したりでもしたら…それを見逃しでもしたら編集部からは大目玉をくらいますからね。ただあくまでも噂ですから…」
海老蔵が謝罪したとか、第三者を介して話し合ったとされているが、義理の姉弟の関係は今でも燻っているように思えます。
小林が求める騒動の着地点は“海老蔵が公の前で謝罪すること！”の1点に凝縮されているようですが、『團菊祭』や襲名披露公演を控える海老蔵はひたすら沈黙を貫いているのが現状です。
「さすがにそこまでする？」と正直な感想を口にした私に、「何が起きるかわからないのが芸能界でしょう…」と記者は微笑んでみせました。
確かに何が起きるかわからないですし、何をするか予想がつかない人たちがいるのが芸能界です。
はたして小林の実力行使はあるのでしょうか…千穐楽までの約2週間、小林の動きが注目されます。
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プロフィール：芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃！ 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
記事提供：芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」
image by : 左 『吟 Akira』YouTubeチャンネル / 右 Dick Thomas Johnson / CC BY 2.0
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