世界を驚かせたBTSの活動休止報道は“誤報”。なぜそんなことになったのか?

LOS ANGELES - FEB 10: BTS at the 61st Grammy Awards at the Staples Center on February 10, 2019 in Los Angeles, CA
 

(2)活動休止騒ぎ

そんな BTSについて「活動休止か!?」と衝撃のニュースが報じられた。

日本ではアメリカよりもさらに話題になっていると思うので改めて説明するまでもないかとは思うが、この騒動について簡単におさらいしつつアメリカでの報道はどうだったのか、備忘録がてらご紹介しよう。

まず先週、6月14日にBTSの公式YouTubeチャンネルで「FESTAディナー」という動画がハッシュタッグ(#2022BTSFESTA)をつけて公開された。

1時間に及ぶこの動画は、いわゆる雑談動画のような、ご飯を食べながらメンバーがリラックスした雰囲気で冗談を言い合ったり、時に本音を交えながら活動について話すというもの。

動画冒頭には「台本のない、アーミーに向けた本当の真摯なBTSの姿での食事会です」といった説明が入っている(補足:アーミーとはBTSのファンたちのこと)。

会話はすべて韓国語で進められ、英語、スペイン語などの字幕を選べるようになっていた。

当初、食事会は和やかに始まり、時々大爆笑が起きていたが、21分を超えたあたりから、メンバーの1人SUGAのRMへのとある投げかけがきっかけとなり、日本でも伝えられているように、RMがアーティストとしてのこれまでを振り返りつつ、今後を考えて7人での活動に一区切りつけ、今後はこれまで追求しきれなかったソロ活動に専念する期間にするといった話に発展したのである。

その時の英語字幕に活動休止という意味の「Hiatus」が表示され、グループの解散騒ぎにまで発展したのである。

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しかしこれは英語の誤訳だったそうで、BTSの所属事務所であるHYBEは翌日15日に同グループの活動休止は誤報であり今後もグループの活動は継続するとの声明を出している。

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