給料にまつわる不都合な真実。老後破産する前に知っておくべきこと

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ひとつは、支出の設計図を書き換えて、そこから少しでも剰余金を捻出してこれを増やすということ。これについては以前解説をしましたね。

投資のタネ銭を作る

もうひとつは、お給料だけに頼らず、収入の複線化を目指すこと。

今、30代以下の世代の人は、この両方をやらないと、定年後に非常に苦しむことになると思いますよ。50才以上の人は、どちらかをやっていれば辛うじて逃げ切れるかも知れません。40代の人は早めに両方を始めるようにすべきだと思います。

これからの日本には冷酷な資本主義の波がやってくるんですよ。今までの日本は、表面上は資本主義と言われていましたが、実態は社会主義だったんですね。だから国が(実は会社が)、丸ごとあなたの世話をしてくれたんです。そういう庇護の制度が機能していたから、一億総中流と呼ばれた時代が存在したんです。

しかしこの制度は既に制度疲労を起こしていて、一部では破綻が始まっているんです。先が見える人はそれに気付いて、自分でどうにかしようという設計図を描き始めているんですね。

あと10年経ったらほとんどの人は気付くと思いますが、その時に慌てて始めても、入り口に人が殺到して将棋倒し状態になっているので、大変だと思うんですよ。やるなら今だと思うんですよ。今から準備して、コツコツと実践すれば、10年後には確実に花が開くと思うんですけどね。

例えば、以前にご紹介した

新経営戦略塾

で、ネットのマーケティングを勉強することで、収入の複線化の設計図を自分で描けるようになるはずなんです。

繰り返しますが、お給料以外の収入ということは、会社は何もしてくれないということで、全部自分でどうにかしなきゃならないということなんです。その気概を持てない人は、これからの時代はキツいことになると思うんですよ。

何もしないで生き残れるのは、現時点で5,000万円以上の金融資産を持っている人だけですからね。

給料が生活の必要経費なら、給料が上がるイコール、生活の経費も増えるということで、それは結婚したり、子供が生まれたり、親の介護をしたりというライフステージを考えたら容易に理解できますよね。つまり、無為無策で手なりで生きていたら、最後は何も残らないということです。それが必要経費の意味ですからね。

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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