幸い、2年近く大きな選挙がない。野党も「オデミョン(どうせ代表は李在明という意味で=その心は、民主党の代表に李在明は出馬するなという党内の意見がかなりあるが、出馬すればどうせこいつが代表になるし、という民主党内の内部矛盾を表現したことば)」気流から見て、内部紛乱にエネルギーを消耗する可能性が高い。
尹錫悦は汝矣島政治(日本で言えば永田町政治)に携わってこなかったため、政派を越えた大道無門政治(太っ腹で器量のでかい政治)ができる。
最も良い方法は各界の元老たちに「課外授業」を受けることだ。写真撮影用に呼び集めるのではなく、与野党を超えて随時数人ずつ招待してマッコリを一杯飲みながら知恵を学び、借りればいい。
政治的野心と無関係な元老たちには国家のための衷情と老摩地誌がある。険しい時期を経て今日の大韓民国を築き上げただけに、実力も最近の政治家よりかなりある。何かのポストを要求することもない。
授業料なしで学ぶことができ、それ自体で世間に肯定的なメッセージを送ることになる。
野党関係者にたくさん会った方がいい。民主労総とも対話を回避する理由はない。考えが違っても野党がむやみに食い下がっても、傾聴し説得しなければならない。
それが民主国家指導者の宿命であり、成功する指導者の道に向かう出発点だ。(文化日報イ・ヨンシクコラムより)
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