ある信者の主張からみる、統一教会の“常套手段”
ある統一教会信者が書いたと思われるブログがある。そこには、まずこのサイトを作ったきっかけとして、
統一教会に反対している友人から「なぜ 統一教会をやめないの?」と聞かれました。
なぜやめないのか。。。。言われてみると、確かに。。。。他人から見ると不思議なのでしょうね。
洗脳されているのか、脅迫されているのか、頭がおかしいのか。。。。。
そのように見えるようです。
私は、一瞬考えましたが、やはり、“好き”なのです。
統一教会や、統一原理(文鮮明先生の教え)が、ものすごく好きなのです。
友人に「統一教会が好きなんだ。」と言ったら、びっくりしていました。
友人は、「統一教会をやめると地獄に行くなどと、脅迫されているのかと思った。」と言っていました。
信仰の自由が保障されている日本で、脅迫などで30年以上も信仰を強要することなど不可能です。
そして、30年以上も脅迫され続けているとしたら、精神病になってしまうのではないでしょうか?
世の中の人たちは、このように誤解しているのだな。。と感じました。
とある。
またサイトには、
統一教会会員が キリスト教牧師の指導の下 拉致 監禁されています。
と書かれてある。要は、「自分たちの信仰が(外部の人間により)失われている」という主張は、ある意味、統一教会の常套手段なのだ。
自民党と統一教会 最重要論点は「北朝鮮利権」か
連日報道される統一教会問題であるが、あまりそこで論じられないのが北朝鮮についての論点だ。
統一教会の創始者・文鮮明氏は、そもそも現在の北朝鮮の平安北道の出身。
1954年に韓国で教団を創設し信者を増やしてきた一方、1991年に北朝鮮側の招聘により、北朝鮮を電撃訪問。文氏は当時の主席である金日成と会談し、南北の離散家族を探す事業の推進などで合意した(*3)。
その後、金正日、金正恩氏らと良好な関係を築く。一方、北朝鮮側も、統一教会の資金力に加え、米共和党へのコネクションを利用する思惑もあった。
山口大学の纐纈厚名誉教授(政治学)は東京新聞の取材に対し、
「岸(信夫)氏や兄の安倍氏の選挙区がある山口県は、朝鮮半島に近い。岸一族はさまざまな『半島ルート』を持っている」(中山岳・中沢佳子 2022年7月30日)
と指摘。
実際、2002年の拉致被害者5人の一時帰国に当時、官房副長官として小泉純一郎首相と同行したのは、安倍晋三氏であった。
また、安倍氏の選挙区には米軍と海上自衛隊が共同使用する岩国基地がある岩国市も含まれる。
「教団側が(選挙の際に)電話作戦をしたのなら、岸氏の事務所から支持者名簿が教団に渡っていないか。それかどこまで流れたのか、検証しなくては」(纐纈氏、中山岳・中沢佳子 2022年7月30日)
とした。
■引用・参考文献
(*1) 片岡亮「テレビ、新聞、雑誌…マスコミが『統一教会の報道を避けてきた』恐るべき実態」現代ビジネス 2022年8月2日
(*2) 日刊ゲンダイデジタル 「山口広弁護士が明かす旧統一教会と政治の闇『警察庁出身の政治家の横やりで撃ち方やめ』に」Yahoo!ニュース 2022年8月1日
(*3)中山岳、中沢佳子 東京新聞 2022年7月30日付
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