老後に貰える公的年金は平均14万円。少しでも増やすにはどうすれば良いか

2022.08.26
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■年金の繰り下げを行えば、年金を月20万円もらえる可能性が上がる

65~70歳で厚生年金に加入した場合と年金の繰り下げを組み合わせた場合、もらえる年金額は次のように変わります。

●年金早見表(65歳以降も厚生年金に加入&年金の繰り下げ)

図4(株)Money&You作成

「年金月20万円」を達成できる方が大きく増えたのがわかるでしょう。たとえば平均年収が400万円の場合、69歳まで働きかつ年金の繰り下げをすれば、以後は月20万円の年金が受け取れる計算です。
また、70歳以降は厚生年金に加入できないので、年金の繰り下げだけになっていますが、平均年収が200万円の場合でも、70歳まで厚生年金に加入して働き、75歳まで年金の繰り下げをすれば「年金月20万円」近くの金額がもらえる計算です。

なお、ここで記載しているのはあくまでも、年金額の額面です。
実際の手取りは税金・社会保険料が差し引かれた金額となります。

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