岸田辞任で一転、猛烈な「円高シフト」か
2020年8月に安倍首相が突然退陣を表明した際は、107円台に接近していたドル円相場がいきなり106円台に下落しその後さらに105円台に沈みましたし、日経平均株価も一時的に600円を超える下落に見舞われました。
このケースでは事前に安倍元首相がやたらと病院出入りするなどの動きを見せていましたから「もしかすると」という事前予測も機能していたものと思われますが、今回岸田政権が崩壊した場合は統一教会との関係上次なる内閣がどう構成されることになるのかまったく不透明であり、瞬間的なドル円相場の下落(ドル安・円高)だけでは終らない危険性も高いと考えられます。
もはやこの政権がカルトと合体して滅茶苦茶であることは、世界的に知れ渡るところとなっていますし、海外投機筋がもっとも嫌がる醜聞となることは間違いなく、さらに円高に拍車がかかることも覚悟しておかなくてはなりません。
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投資家として、この手の話で相場が大変動して損失を食らうのは何としても避けたいところです。岸田首相の不思議な自信とは裏腹に状況は最悪のところに陥っており、突然の政権崩壊が想像以上の大ダメージを市場に及ぼす可能性を考えておく必要があります。
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image by: 首相官邸
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