仕事ができる人、新たな仕事のチャンスを貰える人は、そうでない人と何が違うのでしょうか?その理由をズバリ伝えてくれるは、メルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』の著者、石川和男さん。完璧な仕事をしないほうがいいって本当ですか?
この記事の著者・石川和男さんのメルマガ
完璧主義者にチャンスがこない理由とは?
クライアントから依頼をいただく。新しいプロジェクトに声をかけてもらう。そんなチャンスがやってきたとき、何が一番ものをいうと思いますか?
仕事の質ですか?いや、違います。
答えは「スピード」です。スピードは、ビジネスに大きな差を生みます。
書類や企画書などの成果物は時間をかけて100点満点を目指すより、70点、80点の出来で良いので、スピードを上げることが先決です。
こんな経験はありませんか?「会議に使う内部資料の数字を出して」と部下に指示をしたあなた。簡単な計算で済むので、すぐに持ってくると思ったのに、なかなか持ってこない。
1時間経ち、2時間経ち、だんだん会議の時間が迫ってきたので、もしや別の仕事が入って手につかないのかと心配になり、部下のもとに行き「さっき頼んだ数字はまだ?」と聞いてみると、「あと1時間で完成します」と驚きの返事が!
状況を聞いてみると
・ざっくりな数字でよかったのに、1円単位まで計算
・手書きでいいのに、ワードで作成
・エクセルで棒グラフを作り色付け
・詳細な資料をネットで検索してプリントアウト
詳しく説明していなかった自分も悪いが、まさかここまで完璧に仕上げていたとは。
笑い話のようですが、一流大学を卒業した社員ほど、子供のころから常に100点満点でなければいけないと叩き込まれて育ったせいか、そんな完璧主義の落とし穴に落ちてしまうことが本当にあるのです。
この記事の著者・石川和男さんのメルマガ