3.正社員と非正規雇用者の給与格差だけでなく、将来の年金格差の危険性。
ところが会社に勤めているにもかかわらず、非正規雇用者だからといって厚生年金に加入させられていない1000万人程の人がいる事が現在は問題になっています。
なぜ問題になるのかというと正社員は給与も年金も手厚いですが、非正規雇用者は給与も年金も低くなるため、給与格差だけでなく将来の年金格差を引き起こす問題を孕んでいるからです。
そうすると今現在、非正規雇用で厚生年金に加入できていない人が、老後になると貧困問題が顕在化し、大きな社会問題になってくる危険性があります。
貧困が加速すると、モノを買う消費活動も困難になるので、需要がなかなか増えないので会社側としても利益が上がらずに経済全体に悪影響を及ぼします。
じゃあどうするかと考えた時に、厚生年金に加入できていない非正規雇用者の厚生年金加入を促進しようという動きが平成16年年金改正の頃から出てきましたーー(『事例と仕組みから学ぶ公的年金講座』より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください)
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