現役探偵が伝授。怒りをぶつけられても「メンタル崩壊」を回避するコツは?

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そして次に人間関係。これが探偵ではどこに当たるかと言うと、クライアントとの関係です。クライアントは、探偵は失敗しないものだと思ってくれていますし、探偵にはなんでも言って良いとも思ってくれています。時にはパートナーに怒りをぶつけられないから、探偵にぶつけてくることも。しかし、クライアントは切羽詰まって相談してくる方が多いので、ある程度こちらに飛び火が来るのはしょうがない。そこさえも受け入れるメンタルが必要です。そんな様々なクライアントとのやりとりで、メンタルがおかしくなる探偵も一定数います。では、そこで強いメンタルを持つには?

個人的には、「まずは相手のメンタルを癒す」ということです。不思議なもので、こちらが怒りの感情を持ちながら接すると相手も言葉尻が厳しくなり、寄り添い続けると、「探偵さんも大変でしょう」という労りの言葉が多くなります。人間関係を「戦い」と思わずに、相手を満たす「仕事」と思えば、やがてそれが仕事から自然になり、自分にも返ってきます。相手の目線に立つのも大切ですが、俯瞰し目線を上下できる考え方を持つことが大切です。僕はこの考え方で、クライアントとの人間関係がとても楽になり、今ではやりとりするのは好きな仕事の1つです。

仕事上のプレッシャーへのメンタルの持ち方と、人間関係のメンタルの持ち方。探偵流ですが、土の仕事にも応用できると思います。習得できれば、少々のことでは傷つかないメンタルが手に入ります!

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平成3年生まれ。探偵歴10年。愛知県出身。好きな調査シーンは張り込み。19歳から探偵の修行を始め、他の職業をやることなく社会に出て現在までずっと探偵。中高生の頃から中南米地域に興味があった為、好きな探偵と中南米を合わせよう!ということで23歳のときに中南米で探偵をする為グアテマラ入りをする。グアテマラにて活動後、事業の基盤作りの為帰国。まずはアジアからということで現在はバンコクやマニラなどでの調査を経験しながら、国際探偵への道を走っている。多くの男女トラブルや企業内外の調査を受けている。

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