現役探偵が伝授。怒りをぶつけられても「メンタル崩壊」を回避するコツは?

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仕事でもプライベートでも、強いメンタルを持たなければやっていけない現代社会。そこで、メルマガ『探偵の視点』の著者で現役探偵の後藤啓佑さんが、探偵流の「メンタルを強く持つコツ」を伝授しています。いろいろと苦労の多そうな探偵は、どうやって強靭なメンタルを維持しているのでしょうか?(この記事は音声でもお聞きいただけます。

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探偵流「メンタルを強く持つコツ」

どんな仕事でも、メンタルが強くなければやっていけない世の中です。そして、仕事でメンタルが削られる場面というのは主に2つ。人間関係とプレッシャーだと思います。

人間関係は、組織の中にいる以上は必ずトラブルが発生しますし、個人事業主でも取引先はいるのでそこでの人間関係に悩まされたりします。与えられた仕事のプレッシャー、ノルマのプレッシャー、新規事業のプレッシャーなど仕事の中では様々な角度のプレッシャーが発生します。人間関係と仕事上のプレッシャーとの戦いの中、メンタルを強く持つことはなかなか厳しいです。

そこで、今回は探偵流のメンタルを強く持つコツを書いてみたいと思います。
探偵にはどのようなストレスがかかり、メンタルが削られるのかをもとに見てみます。

まずは調査現場でのプレッシャー。これは言わずもがな、毎日行われる調査ですが全ての調査において「失敗は許されない」というプレッシャーがあります。探偵は、1日も失敗できないのです。張り込みで周囲に警戒されてもダメ、尾行で相手に気づかれてもダメ、撮影が間に合わなくてもダメ。いくら準備していても「絶対に無理じゃん」という場面は毎日あります。新人探偵は、だいたい3日ぐらいで「○○だから張り込めません」「○○なので尾行不可能でした」というセリフを口にするようになります。当然です。普通にやっていたらたしかに無理な状況はよくあるからです。

しかし、そこで「どうやったらできるか」をひねり出すのがプロのメンタルです。調査現場では、「できない理由」はとても簡単に挙げられます。近隣住民の警戒心が強いエリアだから無理。物理的にいるところがない。見える場所がない。他者に阻まれて追えない。などなど、出したらキリがない。

それらを一切考えず、「どうやったらできるか」だけを初めから考える。この機材を使えばいけるんじゃないか?ここに自転車を置いておけばなんとかあらかじめここに人員を配置しておけばいけるなどなどその思考の積み重ねが、調査現場で折れないメンタルを持つ秘訣です。もちろん一朝一夕では身に付けることができないですが、普段からこの思考になっていれば、自然と仕事のプレッシャーに負けないメンタルをつかみ取ることが可能です。実際に僕も、探偵を始めた当初から比べるとかなりメンタルが強くなりました。先輩方に教えてもらったこの考え方のおかげです。

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