そのスーツ何年もの?「見られる」ことを意識するビジネスマンがデキるワケ

Man in the suit
 

人に見られていると思ったら、雑な仕事はしませんし、凡ミスは防ごうと思うし、営業車の運転だって、いつもより丁寧になるでしょ。いつも言うように、そんな小さな事の積み重ねが、あなたの人生を激変させるんですよ。

そしてそれが日常になるのが役職者なんですね。ポジションが上がれば、社員の前で演説や報告、ミーティングの司会をしなきゃならないこともあるわけで、そんな時に穴の空いた靴下を履くわけないでしょ。ヨレヨレのシャツで演壇に立たないでしょ。それはつまり、見られているということを意識しているからですよ。

私は服には全然頓着していなかったのですが、人に見られているという意識を持つようになってから、これは猛烈に修正しましたね。スーツ、シャツ、ネクタイ、靴、カバンなどをテキトーにしなくなりました。一点豪華主義もダメだけど、一点だけ明らかに見劣りするのもダメなんですよ。

他はビシッとしているのに、靴だけはゴム底の5,000円の靴だと、全部のグレードが下がったように見えちゃうんです。ネクタイだけ1,000円のプリントってわけにはいかないんです。

そこに気付くと、これまた仕事も同じだと気付くわけです。何かひとつの仕事だけレベルが高くても、これはスーツだけオーダーしたようなモノで、カバンはまだ安物のビニールだったりするわけ。つまり、自分の仕事の中で、どれがオーダースーツの格で、どの仕事が安物のビニール傘なのかを意識するようになるわけです。

当然、格の低いモノのグレードを上げるようにするんですよ。そうやって全体が底上げされるように設計するわけ。

この切っ掛けは、「人に見られることを意識した」というだけなんです。その意識を保っただけで、全体のレベルが上がってきたんですね。

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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