謙遜は本当に「美徳」なのか?やりすぎる人の人生が好転しないワケ

Hand put five Japanese coin on top roll of money on wood table in white background
 

あなたが注目すべきは「行為」

寄付とか募金という行為は、たしかにリターンを求めてやるモノではありませんが、わざわざその効果をゼロにするような呪いの言葉を掛ける必要もまたないのですよ。だいたい良いことをしているのに、気分を下げてどうする、ということですから。

どうせなら、

 ● なかなか良いことをしたなぁ~、気分が良いなぁ~

って言えた方が良いでしょ。

謙遜自体は日本の文化なので、これを全面的に否定するつもりはないんですが、もうちょっと違うところに注目というか着目して欲しいわけですよ。

あなたが注目すべきは「行為」であって、それを「評価」することではありません。そもそも自分のした行為を自分が評価する、評価できると考えるのが傲慢だと思いますけどね。評価をせず、効果を求めず、ただ淡々と自分がやるべきことを続けることが、人生に効くんですよ。

あなたが唯一評価して良いのは、そんな行為を続けているということだけです。行為の大きさや重さでもなく、行為の結果や成果でもなく、「続けていること自体」を評価する、

 ● 私は○○を10年続けているのだ!

これだけですよ、やって良いのは。

後のことは、自分の手からリリースして、他の人に任せなさい。そして他の人がどう評価しようが、そんなモノは一切気にせず、馬耳東風を貫いて、それでもあなたがやるべきだと考えたその行為を続けなさい。

修行も募金も、寄付も、ボランティア活動も、自分が考える善行については、この姿勢を持って続けることが一番効果が高くなるんですからね。

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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