徴兵逃れを許さない新法
困ったプーチンは、どうしたか?武器弾薬の不足を、「人を増やすことで」補うことにした。
時事4月13日。
ロシアのプーチン政権は、ウクライナ侵攻の一層の長期化を見据え、徴兵忌避の対策強化に乗り出した。法改正により、これまで紙だけだった招集令状に「電子令状」を導入。対象者は通知当日から出国禁止となる仕組みだ。
従来の紙の招集令状は、本人に手渡さなければ原則無効で、部分動員令の抜け道となった。今回、ロシアで広く普及する公共サービスサイトの個人ページに電子令状が届いた時点で「受領」と解釈される。
徴兵事務所に出向かない場合、運転免許停止をはじめとする罰則が用意されている。通知に気付かなかったと抗議しても「自己責任」(下院議員)と却下されることになる。
これは、何でしょうか?
この記事にもありますが、前回の「部分動員」では、逃げ道がありました。
- 召集令状は、手渡ししなければならない
- 手渡しして、召集される人に署名してもらわなければならない
という法律だった。だから、外国に脱出できない人でも、多くの男性がダーチャ(郊外の別荘)に逃げて、召集令状を手渡しできない状態をつくっていたのです。
これからは、メール一本で「召集完了」と見なされる。そして、徴兵に応じなければ、罰が科されます。
反転攻勢に備えるウクライナ
一方で、ウクライナには、欧州から戦車が届き始めています。具体的には、ドイツ製レオパルト2、イギリス製チャレンジャー2。
さらにポーランド、スロバキアは、ウクライナに戦闘機ミグ29を供与します。
ウクライナは、反転攻勢の準備をしているのです。
ここまでをまとめると、
- ロシア軍の大攻勢は、武器弾薬不足などが原因で失敗に終わった
- 苦戦の理由が武器弾薬不足であることを知るプーチンは、習近平に助けを求めた
- 欧米から制裁されたくない習近平は、プーチンの願いを拒否した
- 困ったプーチンは、徴兵逃れを困難にする措置を講じ、新兵集めに奔走することになる
- 一方、欧州から戦車、戦闘機を受け取っているウクライナは、大規模な反転攻勢の準備を進める
と、現状は、こんな感じになっています。
これからの注目点は、「ウクライナの反転攻勢はどうなるのか?」です。
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image by: Dmytro Larin / Shutterstock.com









