「メールを早く返さなきゃ」と振り回されている人がダメな理由

email marketing concept, person reading e-mail on computer, receive new message.
 

むしろ問題なのは、いつも「メールが届いていないか」と不安になって何度もメールを確認しないと気がすまなかったり、通知をオフにできなかったりするマインドです。

そんなに気にしなくても、9、11、13、15、17時など時間を決めてメールをチェックし、さらにすきま時間を使って件名をチェックしていれば、問題はありません。

それよりも、先方に慌ててメールを送ることによって、誤字や添付ファイルを忘れて何度も送ってしまったり、「様」や「御中」をつけ忘れたりするほうが、よほど失礼です。

もしすぐに返信が欲しい場合なら、先ほども言ったように、先方から電話など何かしらのアクションがあるはずです。それがないことに安心して、ここは慌てずに返信してください。

もちろん、返信が速いこと自体は良いことです。

しかし、繰り返しますが、焦って間違えたり、不正確のメールを送ったりするより、「1営業日以内に正確なメールを送る」と決めておくほうが、自分にとっても、受け取る相手にとっても望ましいのです。

30分で返信しようが、1時間で返信しようが、先方の印象はさほど変わりません。急ぎの用件でなければ、焦らずに必要事項をもれなく伝えることを第一に考えてメールを作成しましょう。

メールは返信をすることが目的ではありません。意思疎通のツールとして情報を正確に伝えることが目的です。

仕事は信頼関係で成り立つもの。慌てて返信して信頼を失っては、元も子もないですよね。

「お客様へのメールは、速さより正確さを優先する」

これを第一に考えて返信しましょう。

この記事の著者・石川和男さんのメルマガ

初月無料で読む

image by: Shutterstock.com

石川和男この著者の記事一覧

アナタの会社はなくなる?? 平均寿命が80年、働く期間は約45年。一方、会社の平均寿命は23年と言われています。会社のほうが圧倒的に寿命が短い。さらに、AI時代の突入で、10年~20年の間に現在の仕事の9割は無くなると言われています。同じく9割の人が、今の仕事と違う仕事をしていると言われています。そんな状況のなかで、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになる方法をお伝えします。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料お試し登録はこちらから  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』 』

【著者】 石川和男 【月額】 ¥330/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎月 第2木曜日・第4木曜日

print
いま読まれてます

  • 「メールを早く返さなきゃ」と振り回されている人がダメな理由
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け