SNSを見ていると時折みかける、プロに講釈を垂れてしまうド素人さん。そのような人たちはビジネスで成長できると思いますか?今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょうおんさんは、 勝てない相手と戦うのは無駄であるとして、持論を語っています。
勝てない相手と戦うな
人間の能力は公平でも平等でもないのどころか、極端な偏りがあるので、巨大な能力を持つ人がいる一方、その状態だと大変ですね、ご愁傷様と言いたくなるような人もいるわけです。厳しいですが、これが現実ですよ。
そこに意欲とか努力の差が加わるわけですから、猛烈な格差が生じるのは当然です。
で、このメールマガジンの読者さんは、その平均的なところ、中間層にいる人が多いわけですが、それはつまり何を意味するかというと、
● 自分よりも圧倒的に優れた人間と戦う愚を犯すな
ということであり、
● イージーに勝てる相手を見つけて楽に勝て
ということなんですよ。
なんだか最近はえげつないことを書いていますが、リアルな社会ってそういうもんですよ。
どこに行けば自分が有利に戦えて、イージーに勝てるのかを考えることが人生の戦略を考えるということですよ。
ツイッターを見ていると、素人がプロに講釈を垂れたり、プロの意見に異論を唱えたりしている人がいて、どんだけエラいヤツなのかとプロフィールを見ると、完全な素人さんだったなんてことが良くあるんですね。
会社にも、その道のプロっているモノで、それが専門職と言われる人たちで、開発だろうが商品管理だろうが、プログラマーだろうがマーケターであろうが、門外漢が及びも付かない知識や経験を持っていたりするんですよ。
ところが自称頭の良い人に限って、そういう人にマウントを取ろうとしたりするんです。なんであんた素人のタダの営業なのに、マーケティングのプロに集客のやり方でマウント取ろうとしているの?
エンジニアでもないあなたがなんで、ウチの会社の技術力をバカにするようなことを言えるわけ?
あなたはPLを背負っていないのに、なんで部門の責任者の人事にケチを付けられるわけ?
これは門外漢がその道のプロにケンカを売ってしまったおバカな例なんですが、同じ専門家、プロ同士であっても、そこにはレベル差があるわけですよ。
現実にはこちらの方がシビアな結果になるわけなんですがね。









