コーヒーを飲みながら10分程度話をした。営業の話から雑談まで。それほど変わった話はなかった。いたって普通の会話だ。
しかし、話しているうちに「なぜか心地がいい」という気分になってきた。
心地いいだけではない。なぜかこの営業スタッフに対して「すごく魅力的だな」と感じるようになった。その理由は何だろうか?
それにはいくつか理由がある。まず1つ目は“目を見て話をする”ということ。
私の方をしっかり向いて目を合わす。もちろん適度に視線ははずす。しかし、ここだというポイントではまっすぐに目を見て話をする。
はじめこそ「ちょっと照れくさいな」と思う感じ。
しかし、慣れてくると「目を見てくれるから信頼できる」といった気持ちになる。これは非常に大きな要素だ。
今、あなたの近くの若い営業スタッフで“しっかり目を見て話す”といったタイプが何人いるだろうか?そう多くはないはず。
大学でもほとんどの学生は目を見て話さない。中にはスマホを見ながら話をする学生も。若い人たちは目を見て話すという習慣があまりないのかもしれない。
2つ目のポイントは相槌。私の話に大きくうなずいてくれる。これも心地いい。
またところどころで「なるほどです」「それは納得です」「ありがとうございます」という言葉を入れてくる。
たいした話をしていないのに「いい話をしているのでは」と錯覚する。
これがもし「へぇ、そうですか」と返されたらどうだろう?すぐに話をする気が無くなってしまう。これも大きな差となる。
そして3つ目。――(メルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』2023年7月21日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)
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