ウクライナの港湾インフラをミサイルとドローンで攻撃の露軍
ヘルソン州方面
ウ軍は、アントノフスキー橋の橋頭保のほかに、南西側のドニプロ川東岸に橋頭保を構築し、そこからコンカ川を渡りっている。
この位置は、重要地区オレシキーの西4kmの地点で、西と北からオレシキーを攻撃する可能性が高い。しかし、まだ戦車等の重火器を渡河させていない。
中、南部戦線を指揮するウ軍のオレクサンドル・タルナフスキー司令官は、「ウ軍は組織的に敵を押し返しており、一定の成功を収めている」と述べた。
その他方面
トクマクの兵站拠点、ドネツク市中心部などをウ軍はGMLRSで攻撃して破壊した。
クリミア半島西海岸のエフパトリアの弾薬庫、ジャンコイ市の南ノボステポベのロ軍兵器修理基地、シンフェロポリの弾薬庫がストームシャドーで破壊されている。
特にクリミア半島にあるロ軍弾薬庫、兵站拠点、基地などがドローンやストームシャドーで攻撃されているようだ。
そして、クリミアとヘルソン地方を結ぶチョンガー橋が29日朝も砲撃されたとロ報道機関は、伝えている。
ロシア南部ロストフ州のタガンログとロシア南西部サマラ州の州都サマラで、石油精製所が爆発した。ドローン攻撃でしょうね。
24日朝には、モスクワをドローンが攻撃して、軍事研究所が破壊されている。
逆に、ロ軍は26日から27日にかけて夜通し、オデーサ州などのウクライナ港湾インフラをミサイルとドローンで攻撃。ウ軍は「飛来したドローン8機すべてを撃墜した」と主張した。しかしミサイルが着弾し、港湾インフラに被害が出ている模様。
特にオデーサへの攻撃は連日、行われて、世界遺産の大聖堂なども破壊されている。穀物倉庫の被害も大きい。
このオデーサへの攻撃を封鎖するには、パトリオットが必要であり、援助してほしいとゼレンスキー大統領は述べている。
日本は、ウクライナに軍事支援ができるように、武器輸出の制限緩和の法改正を検討しているが、公明党が反対している。自公の連立政権を解消して、自維国の連立政権にする必要があるとみる。
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