今や専門店も多数あるガチャガチャ。大人も子供も夢中になるその魅力と急成長の秘密を今回の無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』で紹介しています。
急成長のガチャガチャ市場を読む⇒『ガチャガチャの経済学』
『ガチャガチャの経済学』小野尾勝彦・著 プレジデント社
こんにちは、土井英司です。
本日ご紹介する一冊は、現在急成長中のガチャガチャ業界のビジネスを、一般社団法人日本ガチャガチャ協会代表理事の小野尾勝彦さんが紹介した一冊。
著者は、1965年「ガチャガチャ元年」生まれで、29歳の時、玩具や雑貨のメーカーである株式会社ユージン(後に株式会社タカラトミーアーツに改称)に転職した人物。
まだ同社の社員数が18名、ガチャガチャ部門に至ってはわずか3名の時代からガチャガチャに関わっているということで、まさに業界の「生き字引」です。
本書では、ガチャガチャビジネスがどうやって進化してきたのか、その歴史と商品アイデアの変遷を振り返ります。
それに伴って、どう客層が変化してきたのか、どんな会社がどんな商品を投入してきたのか、しばらくガチャガチャから遠ざかっていた人でもわかるように、丁寧に解説されています。
現在のガチャガチャは、以前に比べると高単価の商品であり、グローバル化、キャッシュレス化も進んでいます。
ガチャガチャの「今」を知ることで、今後のトレンドや投資チャンスも見えてくる、そんな本になっています。
現在は、毎月300シリーズ以上の新作が出されているということで、ひょっとしたら近いうち行き詰まるのかもしれませんが、他業界の方にとっては、発想豊かなガチャガチャの商品アイデアに触れることで、新商品のアイデア、ヒントが見つかると思います。
ぜひ、読んでみてください。