ジャニー喜多川以上の鬼畜。国民を自殺に追い込む増税クソメガネ

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この夏、ネット上で燎原の火のごとく広がった「増税メガネ」なる岸田首相を揶揄する言葉。一部報道によれば首相の耳にも届いているとのことですが、ここに来てさらに「増税クソメガネ」に進化を遂げる事態となっています。この流れを「国民の堪忍袋が限界を超えた証拠」とするのは、人気ブロガーのきっこさん。きっこさんは「きっこのメルマガ」で今回、増税に次ぐ増税で国民に疲弊を強いる岸田首相を強く批判するとともに、首相が掲げた「減税制度の強化」の内容が、いかに一般国民と無関係なものであるかを詳しく解説しています。

増税メガネに「クソ」を追加。国民からカネを搾り取る増税クソメガネ岸田

とうとう「増税メガネ」というアダ名が「増税クソメガネ」に進化してしまった岸田文雄首相ですが、こんな不名誉なアダ名をつけられてしまったのも、これでもか!これでもか!と繰り出して来る増税策に、もう国民の堪忍袋が限界を迎えた証拠でしょう。そもそもの発端は、今年6月、政府の税制調査会が中長期的な税制のあり方を示す答申案に「給与所得控除の縮小」を盛り込んだことです。

サラリーマンの場合、年間の給与所得によって、180万円までは「収入金額×40%-10万円」、360万円までは「収入金額×30%+8万円」、660万円までは「収入金額×20%+44万円」…というように、所得税が控除される枠があります。例えば、年間の給与所得が500万円の人なら、「500万円×20%+44万円=144万円」が控除され、残りの「356万円」に所得税が課せられます。

で、岸田政権は、この「控除される枠を縮小する」と言い出したのです。この方針に対して、SNSなどでは「実質的なサラリーマン増税だ!」と批判の声が挙がり、この頃から「増税メガネ」というアダ名が散見されるようになりました。しかし、これはあくまでも会社勤めをして給与所得で生活している人たちだけの話なので、あたしのようなフリーランスや個人事業主には関係ありませんでした。

しかし今度は、フリーランスや個人事業主を狙い撃ちにした「インボイス制度」が、50万筆を超える反対署名など完全に無視する形で、10月1日から導入されてしまったのです。こちらは「実質的な個人事業主増税だ!」というわけで、岸田首相の「増税メガネ」というアダ名は、めでたく「増税クソメガネ」へと進化したわけです。そして、この進化の手助けをしたのが、これまた10月1日から導入された「酒税改正」でした。

庶民の味方である第3のビールの酒税を引き上げ、そのぶん、ビールの酒税を引き下げるという、森本毅郎さん曰く「完全に弱い者いじめですね」という最悪の税制で、これが「増税クソメガネ」への進化をアシストしました。でも、「ピカチュウ」が「ライチュウ」に進化するならともかく、「増税メガネ」が「増税クソメガネ」に進化しても、国民には「百害あって一利なし」なのです。

ま、「インボイス制度」しかり、「酒税改正」しかり、どちらも原発処理水の海洋放出と同じく、安倍政権からの持ち越し政策ですから、頭ごなしに岸田首相だけを責めることはできません。どちらも10月1日の施行は、以前から決まっていたことです。

しかし、あたしが言いたいのは、「どうして今なのか?」ということなのです。「インボイス制度」も「酒税改正」も安倍政権下で決まったこと、つまり、今とはまったく状況の違う「新型コロナ前」に決められたことであり、3年にも及ぶ新型コロナ禍で疲弊し切った国民には、このタイミングでの施行はダメージが大き過ぎます。

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