また竹中平蔵が儲ける?増税●●メガネ「ベビーシッター割引券の配布再開」に浮上した“パソナ中抜き疑惑”

2023.10.17
by kousei_saho
kf20231017
 

いかにも「裏」がありそうな話である。「増税●●メガネ」というニックネームがすっかり定着した岸田首相は16日、ベビーシッター使用料の一部を補助する「ベビーシッター割引券」の発行を17日から再開すると表明した。

この割引券は、ベビーシッターを利用した会社員に対し、子ども1人につき1日最大4400円が補助される仕組み。財源には企業から徴収した「子ども・子育て拠出金」が当てられ、こども家庭庁が支援事業として「全国保育サービス協会」を通じて行っている。今月2日に配布上限を超えたため発行を停止していた。

SNS上で上がる「パソナへの利益誘導」を疑う声

この割引券の再配布について、視察先の江東区で「働く親の皆さんが仕事と育児を両立できる環境を整えるためにしっかり取り組みたい」と語った岸田首相だが、年内とも囁かれる解散総選挙に向けた、主婦層や子育て世代に対する「支持率アップ策」との見方も多い。さらにX(旧ツイッター)には、竹中平蔵氏が昨年まで取締役会長を務めていた「パソナグループ」が展開するベビーシッター事業への便宜を疑うポストが溢れた。

 

その他、「「ベビーシッター割引券」のニュースを見て『どうせ自公維とズブズブの企業が優遇されるんだろ』と思っていたら、そのまんまパソナの中抜き事業じゃねーか」「パソナにカネが流れる仕組み?」「ベビーシッターの派遣まさかパソナ関係してないよね」……支持率アップどころか、ネット上に「パソナ中抜き疑惑」が溢れる結果となっている。

自民党埼玉県議団による「虐待禁止条例案」との関係性を疑う声も

さらには、先日当サイトでも取り上げた自民党埼玉県議団による「虐待禁止条例案」とベビーシッター割引券の関係性を疑う声までもがポストされた。

【関連】「虐待禁止条例案」は支持団体の意向を汲んだ?成立断念の自民埼玉県議団にチラつく“あの宗教”の影

選挙前の支持率アップ工作に加えてパソナへの便宜供与疑惑までもが浮上した増税●●メガネ政権。不足することになるであろうその財源は、すでに勝ちを見据えている選挙後にステルス増税もしくは消費増税でまかなうおつもりなのか。

報道によると、すでに配布された39万枚のうち19万枚が利用されていないというベビーシッター割引券。事実、預けることを躊躇する親も多いのが現状だ。そのような事業に財源を充てるのならば、いっそ所得減税をお願いできないものか。もちろん法人税アップでも大歓迎だ。

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