京都=和風はつまらない。人気コンサルが提案する祇園の町家活用法

 

最後に3つ目は、立地が抜群だから。「京都の祇園の中心地の町家」といえば、ビジネスチャンスは山ほどあります。おそらく喉から手が出るほど欲しい人もいるなかで、幸運にも相続できたのならば、売ってしまうよりも何か新しくビジネスを始める方が長期的に見てメリットは大きいでしょう。

わたしならインバウンド向けのお店をやりますね。祇園の中心地であれば集客には困りませんし、インバウンドはまだコロナ前の8割しか戻っていないから。例えば外国人観光客向けに千疋屋のような新鮮な日本の高級フルーツを販売するお店を始めたら、興味を持つ人は必ずいるでしょう。訪日外国人観光客にとって、日本のフルーツの品質の高さと美味しさは大人気だそうです。

よく「京都なら和風の土産屋はどうか?」と言う人がいると思いますが、京都=和風なんて誰でも考えつきますし、お土産屋さんもありがちです。それよりも、何度も行っても楽しめる、リピートしたくなるようなお店が良いと思います。

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