なぜ、お金持ちは「セールにはいかない」けれど“100均”には行くのか?

 

さっそく本文のなかから、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。

お金持ちは、「お値段以上」のときしかお金を出さない

本当のお金持ちは見栄を張らない

ほしいときに、ほしい物だけを買うスタンスをできるだけ守る

駅近不動産は高くても買い

お金持ちは、常に適量の食事をとることを意識している人が多いため、食べ放題やビュッフェ形式のレストランは概して不評です

車の色はリセールバリューが高くなりやすい白か黒がお金持ちでも多数派

愛着のない物を買っていると支出が増える

お金持ちには「得」と「損」をまったく同じように捉えられる人が多い

お金持ちは「みんなが持っている」などの流行に振り回されない

すでに誰かが並んでいるお店ではなく、まだ誰も並んでいない新しいお店を見つけては、その先頭に並ぶことで、誰よりも早く情報をキャッチしている

「お金を払った分だけ元をとろう」とは考えない

値下げされた商品は、通常価格を見ずに商品価値で見極める

「成功率90%」と「失敗率10%」を同じ感覚で捉える

割引率に惑わされず、「割引額」そのものを見る

収入が増えても、支出は連動して増やさない

【投資】にお金を使うことで資産も自分も成長させる

【時間】をお金で買い、人生を人の何倍も生きる

時間を増やすコツは「放棄」「自動化」「委任」の三つ

お金持ちは、急に目の前に現れたチャンスやご縁を、できる限りつかみたいと考えています。だから、週のスケジュールの半分以上は空白です

貴重な経験をするチャンスを捨ててまで、必ず来るかわからない老後への備えを最優先するべきではない

個人的にお金持ち研究本は大好きですが、本書はその中でもよくまとめられた一冊だと思います。

著者は、不動産テック系の会社で実績を買われて執行役員になり、その後上場益を得た人物ですが、本書には、そんな著者の経験も生きています。

これからお金持ちを目指す人、お金持ち対象のビジネスをする人には、ぜひ読んでいただきたい一冊ですね。

image by: Shutterstock.com

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Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

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【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

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