でもしばらくすると気づきます。
「あれ?あの人の言ってた通りじゃん」
ということに。
仕事をしていて、生活をしていて、嫌いだったその人が言っていたことが確かにその通りだとわかるのです。
言われた時には感情が邪魔して素直に聞くことができず気づけないのですが、後になってみると「確かにその通り」とわかる時があるのですね。
もちろん全てがそうなるわけではありませんが、意外に結構多いのも事実です。
つまり相手に対する感情がどうかは関係なく、言われたこと自体は受け止めておけると得をすることもあるという話です。
その取捨選択をどうするかは自分次第ですが、相手に対する感情で取捨選択は大きく変化が出ます。
特に嫌いな上司や苦手な相手などから言われた言葉は、取捨選択を間違ってしまいやすい。
そうすると自分の成長の鈍化につながり、結局損をするのは自分なのです。
「もう少し言い方を考えてくれたら」とか、「もっと信頼できるようになってくれた」といった気持ちもわかります。
それは相手側の問題です。(自分に原因があることも少なくないですけど)
でもそれによって取捨選択を間違えることのないようにはしておきましょう。
感情と事実は違うのです。
今日の質問&トレーニングです。
1)昔嫌い(苦手)な上司などから言われた耳の痛いことをできるだけ思い出してみましょう。
2)その言葉を当時に素直に受け止められていたとしたら、現在にはどのような変化が生まれていたでしょうか?
3)相手への感情は関係なく、言われた言葉を取捨選択するためには、日頃からどんな意識を持つべきですか?
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