ADHDあるある。精神科医が伝授「モノをすぐ失くす」ことの具体的な解決策は?

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ものを何度もなくしてしまう…ADHD(注意欠如多動症)という病気の人が困っていることの一つです。今回のメルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』では、著者で現役精神科医のゆうきゆう先生が解決策を伝授しています。

ADHD特有「失くしちゃう!」にたいする解決策3つ!~女医が教える心理学

こんにちは、ゆうきゆうです。

元気でお過ごしですか?

ADHDこと「注意欠如多動症」という病気があります。

色々なものごとにたいして注意力が向かない「注意欠如」と、一つのことに集中できず、気持ちが色々とそれてしまう「多動」という2つの症状を呈する病気です。

さてこのADHDの場合、よくある「困ったこと」として「ものをよく無くしてしまう」というものがあります。

スマホ、定期、サイフ、カギ、または多くの日用品。

これらを何度も何度もなくしてしまいます。

その結果、「さぁもう急がないと!」というときに、「あれ!? スマホどこだっけ!?」と探すことになってしまい、結果、遅刻をよくしてしまいます。

それであれば、たとえば「なるべく早く準備をする」というのが重要になるわけですが、どっこい、ADHDの症状で「うまく準備したり、計画を立てることができない」という症状もあります。

これらも相まって、遅刻したり、パニックになったりしてしまうのですね。

ではこんなとき、どうすればいいのでしょうか?

一つのアドバイスとして「モノを置く場所を決める」ことです。

すなわち「定位置」を決めることですね。

定位置さえ決めて、そこに置いておくことにすれば、いざ!というときも、見つけやすくなります。

またその定位置に置いてなかった場合も、「定位置に置かないということは、よっぽど大切な用事でどこかで使ったのかもしれない…。あ、寝室だ!」とか、大体のアタリをつけることもできます。

そのため、定位置というのはとても大切になってくるのですね。

この「定位置」というのは色々な方法で応用できますので、覚えておいて頂ければ幸いです。

今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

image by: Shutterstock.com

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