霜降り明星・せいやも使い手「成仏ネットワーク」の構築・育成がビジネスマンに急務なワケ

Shimofuri-Myojo_Seiya_20190110
 

人間誰しも、思い出すだけで赤面したり足をバタバタさせたくなるような恥ずかしい思い出や失敗が、一度や二度はあるのではないでしょうか。そんな「かき消したい過去」を成仏させるのにピッタリな「私的ネットワーク(成仏ネットワーク)を持つことが大事だ」と説くのは、無料メルマガ「右肩下がりの時代だからこそ、人の裏行く考えを【平成進化論】」の著者である鮒谷周史さん。鮒谷さんは、お笑いコンビ「霜降り明星」のメンバー・せいやの「やらかした話」を例に、ビジネスマンとしてそんな「成仏ネットワーク」を持つことの必要性を力説しています。

悪報すら笑い話に転換する浄化システム、それが「成仏ネットワーク」

今日は一つのご提案。

私たちは「二つのコミュニティ」を意識して育んでいくと良いかもしれません。

一つは公(おおやけ)に近い環境で相互につながるネットワーク。

もう一つは限りなく私的なネットワーク。

本日は特に後者について記します。

後者(限りなく私的なネットワーク)は、
「しでかし」
「やらかし」
を笑い話に昇華させ、場を盛り上げて「成仏」させるためのつながりです。

こうした信頼関係に基づくクローズドな場にあっては、誰にも言えないような失敗や恥ずかしい話、あるいは一人では抱えきれない手酷い非難や中傷も笑い話に変わり、未来を切り開くためのエネルギーに転換されます。

あたかも、微生物の力を借りつつ、うんこが肥料になるようなもので、私たちは仲間の力を借りつつ、失敗や中傷もネタへと昇華されられるのです。

通常、スカトロマニアを除いてうんこは忌避されるもののはずですが、かつての農地においては肥料として重宝されたものでした。

たまに肥溜めに落ちる少年少女がいたと年配世代の皆さんからも、よく聞いたもの。

私たちも、臭くて汚く、迷惑な排泄物に過ぎないうんこを成仏させる農地のように、恥ずかしい話や憤らずにはいられない状況を、前進するエネルギーに変えてくれるネットワークが後ろに控えていれば、安心して毎日を過ごせるのではないでしょうか。

もしも農地がなければ、うんこはうんこのままですから放っておくと周囲が汚くなり、悪臭も強くなり、なんなら変な虫まで沸いてきて、周辺に近づけなくなってしまいます。

私たちの「しでかし」「やらかし」もまた、放っておくと、うんこと同じく、どんどん腐敗していき、ひたすら自分を苦しめ続ける黒歴史やトラウマとなるのです。

うんこも、しでかし、やらかしも、成仏させられなければ、地縛霊の如くに残り続け、ボディーブローのように、じわじわと我々にダメージを与え続けます。

そうならぬよう、TK、小室哲哉さんは、TM NETWORK(Time Machine NETWORK)を率いていましたが、SF、つまり鮒谷周史(=私)は、TM NETWORKに対抗して「成仏ネットワーク」を結成しようかしらんと(というか、実はすでにある)。

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