恥ずかしい話を「すべらない話」に昇華できる「成仏ネットワーク」の効用
なんにせよ、真面目すぎる人や、建前にこだわる人、学級委員タイプの人は、己の殻をぶち破ることなくして成仏ネットワークを築けないし、他の人が主宰するネットワークの仲間にも入れてもらえないのではないか、とは思います。
良い意味での、いい加減さ、かっこう良く言えば、「臨機応変での解釈転換」ができなければ、不定期で現れるクソみたいな出来事を成仏させられません。
その結果、「くそ真面目な人=解釈転換が苦手な人」は、成仏ネットワークとは無縁となって幸せになりにくいのでは(仮説)、などと考えたりもいたします。
もちろん、ひたすらに不真面目であれ、などと言うつもりはありませんが、人間であれば誰しも、誰にも言えないようなことをやらかしてしまうこともあるわけですよ。
そんなとき、なにかしらの報いを受けても、【悪報すら笑い話に転換する浄化システム=成仏ネットワーク】があれば、人間、どんなことがあっても再起、再生できるできるもの。
ただし、このネットワークは「死ぬまでお付き合い&墓まで持っていく契りを交わす」そんな黙契を交わした者のみで構成されるので、誰でもかれでも、というわけにはいきません。
人間の持つ深い業を理解し、かつ、それに対して現実的な解を持ち、力強く生きていかんとする、知恵のある者同士で結ばれた、深い絆と信頼関係が求められる場。
それは、一朝一夕には築かれない繋がりであり、だからこそ、公式なネットワーク以上に大切にし、丁寧に育んでいかなければなりません。
私(鮒谷)などは、成仏ネットワークがあるからこそ、安心してチャレンジできるし、失敗もできるし、バカにされても、恥ずかしいことをしでかしても、即座に浄化させられます。
最終的には、少なくとも成仏ネットワークの中においては、(さらに吹っ切れたら、公式な場においてすら)
恥ずかしい話や、やらかした事件などまで、すべらない、鉄板ネタ化させられます。
こうした場があってこそ人間は、しでかしたこと、やらかしたことによって、かえって強くなり、さらには模倣困難、代替不可能な存在へと、異形の進化が始まるのです。