決定的なのは、納得感が見つからないことでしょう。
洋服そのものを着ていないから、自分に合うかどうかが判断ができない。
それは当然のことなのですが、合わないとなった時の返品の手間だったりいろんなことを考えて納得ができず判断できないのです。
だから僕は妻に直接、「EC向いてないから買いに行ったほうが良いよ」と伝えています。
確実にその方が納得もできるでしょうし、失敗も少なく満足感も上がります。
同じお金を払うのであれば、ECよりも店舗の方が向くタイプなのです。
こういうのは良い悪いではなく、本人のタイプとして向く・向かないの話だと考えています。
各社のECサイトはそんな人でもより買いやすくするための努力を惜しんではいませんが、それらを加味しても向かない人はいます。
そんな人が店頭にいらっしゃった時に、僕なら「ECよりも店頭で買う方が良い」「店頭での接客が嫌ならこういう方法もある」と直接伝えると思います。
その方がお客様本人にとって絶対に良いという確信があるからです。
どうしても店頭に来られないなら、ECで買う時のコツだって伝えられるのが接客の良いところでもあります。
「困ったらこれだけ聞いてもらえれば大丈夫です」と連絡先を伝えても良いかもしれません。
店頭だろうとECだろうと結局はお客様がいかに買いやすい状態を作って差し上げられるかが、商売の要です。
どっちが良い悪いではなくその点に集中して考えてみると、売る側としてやるべきことは自然と見えてきます。
今日の質問&トレーニングです。
1)ECが向く人、向かない人の特徴はそれぞれどんなものだと思いますか?
2)ECで買うのが向かないお客様がいらっしゃったら、あなたはどのような接客をしますか?
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