令和バブルと不動産投資の甘い罠。初心者と富裕層で真逆の相場観、“今さらサラリーマン大家”に出口はあるのか?

 

サラリーマンを辞めて富裕層に仲間入りする7つの手段

世の中では、サラリーマンの子供に生まれてきた人が大人に成長すると、やはり親と同じサラリーマンになるのが一般的です。

何かの新事業を立ち上げて成功し億万長者になるような、成功者と呼べる人は、本当に稀な存在でしかありません。

つまりサラリーマンは、昔の言葉でいう「水呑み百姓」に近い存在とも言えるのです。

ふつうは、一生サラリーマンを続けても、まずはお金持ち・富裕層にはなれないわけです。

江戸時代のいわゆる「生かさず殺さず」の農民のような存在にすぎないのがサラリーマンであり、哀しいことですが、これが現実だったのでした。

現在でも、サラリーマンのような一般庶民が金持ちになれるのは、次のような稀なケースでしか考えられないでしょう。

  1. 金持ちの親か親戚から高額の遺産を受け継ぐ
  2. 金持ちと結婚してファミリーを形成する
  3. 外資系金融などの超高給取りになって蓄財する
  4. 株式や不動産に投資して蓄財する
  5. 起業してビジネスで成功し資産形成する
  6. スポーツや芸能・特殊技能で稼ぎ蓄財する
  7. 画期的な発明での特許収入などで蓄財する

いろいろありますが、どれも一筋縄ではいかないでしょう。

しかし、4の「株式や不動産に投資して蓄財する」というのは、サラリーマンにとっても実現可能性がありそうです。

その不動産投資を、サラリーマンにとって身近なものにした大きな要因が、前述した通り日銀の「超低金利政策」に他ならなかったわけなのです。

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