記者の脳裏に蘇った嵐・二宮和也の嘆きとは?『ゴジラ-1.0』米アカデミー賞受賞を機に考える「ここが変だよ日本アカデミー賞」

2024.03.11
 

「紅白歌合戦と同じでしょ」芸能マネージャーが明かした裏事情

この疑問にベテラン芸能マネージャーは…「視聴率を少しでも上げようとするのは当然だし、何より授賞式を華やかに盛り上げるためだよ。マニアックな“通”の意向だと絵面はどうしても地味になるから“華”が必要なんだよ」と答えてくれました。

「紅白(歌合戦)だってそうでしょ、所属事務所の強弱で“この人、今年のヒット曲なんてあったっけ”って思う出場歌手が必ずいる。それとおんなじ事」とも。

でも『わたしの幸せな結婚』の目黒蓮や今田美桜、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の水上恒司や福原遥を評価しないのはおかしいと反論してしまいました。

実際『わた婚』は約28億円、『あの花が~』は約43億円の興行収入を残しています。

興収だけの基準ではノミニーになれないのはわかります。

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『バービー』のマーゴット・ロビーが主演女優賞のノミニーにならなかった理由と似たようなものでしょうが、少しぐらい御褒美をあげても罰は当たらないだろう…なんてついつい考えてしまうのです。

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プロフィール:芋澤貞雄

1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by: オフィスにの 二宮和也 公式ホームページ

芋澤貞雄

1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

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