老人になる前に読んでおきたい、自分が「老害」になるのを防ぐコツ

 

さっそく、気になるポイントを赤ペンチェックしてみましょう。

人間は加齢によって記憶力が低下していきます。50代から始まり、60~70代でピークを迎えるのが一般的なパターン

若いころから対人トラブルをよく起こしてきた人は、老害になりやすい

「老害」と呼ばれるのは女性よりも男性のほうが圧倒的に多い

現役時代に「先生」と呼ばれる職業に就いていた人は、若い世代からも同世代からも、老害扱いされやすい

どなたにも、得意分野と不得意分野があります。にもかかわらず、「自分はたいていのことは知っている」となりがち

高齢になるとやる気が出なくなる理由として次に挙げられるのは、「やらなければいけない」という社会的プレッシャーが減ること

やる気を出して何か利益を生む状況をつくりだしたとしても、一生のうちに得られる利益の総量が若い人たちよりも少なくなる

幸福を呼ぶためのコツは「変化への適応」の積み重ね

「自分は若くて有能だ」と思っている自己肯定感の高い人のほうが長生きで、「自分なんか価値がない」とネガティブにとらえている人のほうが早く死ぬ

有効視野が狭くなると、実際の視野だけでなく「思考の視野」までもが狭くなり、俯瞰してものごとをとらえたり、判断したりといったことが難しくなってくる

有効視野は、緊張していると狭くなり、リラックスしていると広くなる

有効視野が広がれば、思考が柔軟になる

認知機能を向上させる「回想法」というトレーニング

人間の味覚は、60代から変わってきて、味付けの好みが次第に濃くなる

70代で半分近く、80代以上では70%以上の人が難聴になる

人間は50代になると手に持っている物の感覚が弱まり、70代からその傾向が顕著になります。すると、物を落としやすくなるのです

老害の恐ろしいところは、「知らないうちになってしまう」こと。

自覚症状がないのであれば、感覚を信じず、客観的に「淡々と」対策を立てることが良いと思われます。

ぜひ読んで、「老害の人」にならないようにしましょう。

若いからといって油断は禁物です。

image by: Shutterstock.com

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Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

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【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

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