周りに迷惑をかけたり、周囲を不愉快な気持ちにさせる老人。こんな「老害の人」に出会ったことはないでしょうか?今回の無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者である土井英司さんが、自身が老害にならないようにするためのコツを紹介した一冊を発見しました。
【老害にならない秘訣とは?】⇒『「老害の人」にならないコツ』
平松類・著 アスコム
こんにちは、土井英司です。
本日ご紹介する一冊は、ベストセラー『老人の取扱説明書』の著者、平松類さんによる注目の新刊。
『老人の取扱説明書』
内館牧子さんの『老害の人』をオマージュしたタイトル、鈴木おさむさんの話題作『仕事の辞め方』を踏まえた内容、それに医師である著者の知見・専門知識が加えられています。
『老害の人』
『仕事の辞め方』
なぜ人は老害になるのか、人は歳を取るとどう衰え、知らず知らずのうちに老害になるのか、どうすればそれを防げるのか。
自身、老害にならないために、また上司や家族が老害になっても困らないために、ぜひ読んでおきたい内容です。
なぜ歳を取ると自慢話が多くなるのか、やる気がなくなるのか、騙されやすくなるのか、味付けが濃くなるのか、体臭がきつくなるのか、その理由が丁寧に解説されています。
どうすれば老害やハラスメントを防げるのか、どうやって若い人と付き合えばいいのか、自己を律する方法や処世術についても書かれており、転ばぬ先の杖として有効です。
有効視野が狭くなると、思考の視野まで狭くなる、という指摘は、気をつけないとと思いました。
仕事ができる人や「先生」と呼ばれる人ほど気をつけないといけないらしいですから、該当する方は、ぜひ読んでみてください。
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